ぽぷら日和

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【史上初の連覇!!】M-1グランプリ2024決勝結果と感想

冬の風物詩、M-1グランプリ。

今年も熱い激闘を終え、チャンピオンが誕生しました。

 

M-1グランプリ2024、優勝は

令和ロマン!!

おめでとうございます!!

まさかまさかの、20回記念大会にして史上初の連覇です!!

いやー、すごいものを観てしまいました…。

 

前年チャンピオンとして、またヤーレンズとのヤレロマ対決で注目度は抜群でしたが、本気で連覇を狙い、しかも2年連続トップバッターからの優勝!!

凄すぎる!!見事にM-1の歴史を塗り替えました!!

 

 

最終順位は

1位 令和ロマン

2位 バッテリィズ

3位 真空ジェシカ

4位 エバース

5位 ヤーレンズ

6位 トム・ブラウン

7位 マユリカ

7位 ダイタク(同点)

9位 ジョックロック

10位 ママタルト

 

となりました。

 

私の優勝予想のエバースは残念ながら4位となってしまいましたが、他の年なら十分3位に入れていたと思いますし、ウケの量は最終決戦組にひけを取らなかったと思います。

今年も三連単予想は外してしまいました…。

しかし、今年も最高に面白かったM-1グランプリを振り返っていきます!

 

 

 

事前予想順位

まずは過去記事に書いた私の事前順位予想です。

10位 ママタルト

9位   トム・ブラウン

8位   ダイタク

7位   ジョックロック

6位   真空ジェシカ

5位   敗者復活

4位   バッテリィズ

3位   令和ロマン

2位   ヤーレンズ

1位   エバース

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三連単は外していますが、我ながらなかなか良い線いっていたと思います。

初出場5組の中でママタルト・ダイタク・ジョックロックは下位で、エバース・バッテリィズの上位進出というのは予想が当たっていました。

あと敗者復活がマユリカというのも予想通り。

 

大きく誤算があるとすればヤーレンズの伸び悩み、真空ジェシカの最終決戦進出でしょうか。(真空ジェシカは好きなので嬉しい誤算ですが)あとはやはり令和ロマンの連覇というのは頭にあったとしても「さすがにないだろう」と選択肢から外していました。

それだけに本当に令和ロマンはすごい!そしてバッテリィズの予想以上の活躍もすごかった!

では出番順に振り返っていきましょう。

 

1番 令和ロマン 

トップバッターはまさかまさかの2年連続令和ロマン。

笑神籤を引いた阿部一二三選手が、自身のオリンピック連覇になぞって令和ロマンも応援していると話していた矢先だったので、鳥肌が立ちました。

大会としてもまだ誰も漫才をしていないのにいきなりMAXに近いくらい会場が盛り上がっていたのではないでしょうか。

 

そして「終わらせよう」のヒール感満載のくるまの笑顔に始まり、最強の苗字「渡邊」という子供から大人まで誰もがわかりやすいネタ。

去年の2本のネタよりも面白かったですし、こんなにわかりやすいネタをするとは正直意外でした。去年はわかる人にしかわからないようなネタが多かったので。

トップからいきなりの高得点850点。

「連覇は無理だろう」と思って見ていたのですが、面白すぎて「これ倒せるコンビいるか…?」と大会自体も尻すぼみになっていくのではないかと危惧するほどでした。

 

とにかく面白かった。本当に面白かった。

2番 ヤーレンズ

2番目は去年準優勝のヤーレンズ。

今年の目玉の一つが令和ロマンVSヤーレンズのリベンジマッチだったので、1,2組目でこの二組が出るのは「一体、どうなってるんだぁ〜??」状態でした。

 

おにぎり屋さんの名前が石川啄木にかけて一握の飯、からの石川さゆり繋がりで握り海峡飯景色、と少し知識が必要なネタが多かったのかなという印象。

最初の「気をつけてルンパッパ」はツッコミも完全スルーでしたね。ヤーレンズがポケモン縛りのお笑い対決「ポケ−1グランプリ」に出ているとは言え、流石にM-1決勝の舞台でルンパッパは攻めすぎましたかね…。

 

「ちぇ」と「ゲバラ」を言い間違えるくだりとかオダギリジョーのくだりなど面白いところはいっぱいあったのですが、石川遼とか鈴木宗男とか細かいボケが渋滞していたかなぁ。

 

アンタ柴田の「緩急がなかった」というコメントが的を射ていると思います。

3番 真空ジェシカ

3番目は真空ジェシカ。

優勝候補が続々と出てきます。いや、本当にどうなってるの?

 

商店街ロケのネタ。

これは真空ジェシカの何年か前からあるフォーマットをさらにブラッシュアップしたネタですね。

木野まことという名前で「セーラージュピターと同じ!」というボケツッコミでやられました。この辺の「記憶のどこかにあるけど誰かが開けてくれないとずっと閉まってる場所」を探してくるのが本当にうまい。「木野まこと」という名前だけだったら気づかずにスルーしてたけど、セーラージュピターと言われたら「そういえばそんな名前だったな」と一気に記憶が蓋が開かれる。この感覚が快感でクセになるんだろうな、真空ジェシカ。ジャンプの掲載順、ドラクエの音、偏った政党のポスター、個人経営のチェーン店、武田よく寝たさんのもらい画像、ゆうじという人、今年の知事選、仮想中華などなど挙げればキリがないほど本当に笑わせてもらいました。

 

真空ジェシカは毎年上位に予想してるのにずっと5位とか6位だから今年は6位予想にしたら3位に入ってくれました。もう!なんなの!

でも初めて最終決戦に行けて嬉しかったです。

 

この時点で早くも私の三連単予想は外れてしまいました…。

 

4番 敗者復活・マユリカ

4番目は敗者復活から勝ち上がったマユリカ。

なんとこの時点で去年の決勝組が全員出番を終えることになります。

しかも去年の1位・2位・4位・5位と明かな実力者たちが出払ってしまい、「このあとどうなるんだ?」とう空気が少しあったように思います。

 

相変わらずのマユリカワールドで、「うんこサンドイッチ」「きもいモーニングセット」などのキラーフレーズを生み出しました。

高校の校歌が上海ハニーの歌詞と同じはめちゃくちゃ笑いました。

「いいね快晴じゃん♪」この辺りの目の付け所が最高です。なんで今、このタイミングでオレンジレンジ??笑

 

残念ながらこの時点で4位となり敗退が決定してしまいました。

「大急ぎで負けに来たんですか??」で爆笑。

去年もそうですが、こういうところで笑い取れるのがマユリカのすごいところですよね。平場が圧倒的に強い。

 

今回は順番に泣かされた形でしょうか。あの3組が先に出てしまったら仕方ないですね…。

5番 ダイタク

5番目は初出場・ダイタクです。

「双子無双」っていう出番前のキャッチコピーが良いなと思いました。「双」の感じで挟んでるのがかっこいいです。

 

ヒーローインタビューのネタ。双子あるあるで笑いをとってくのですが、うーん。顔認証クリアしたとか免許更新代わりにできたとか、双子あるあるを列挙しているだけに感じてしまいました。

 

個人的な意見ですが、双子を珍しいと感じているか近い存在に双子がいるかで評価も少し変わってくると思うんです。

私は身近に双子がいるので、双子あるあるは正直お腹いっぱいだし、双子なのはもはや当たり前でそれ以外の面でどれだけ笑いを生み出すのかってところに注目してしまうんですよね。

ですが予想記事にも書きましたが、双子こそがダイタクのアイデンティティであり「伝家の宝刀」なので、その辺の匙加減が難しいすね。

 

海原とも子の「地味っぽい・きれいすぎる」という表現が言い得て妙だなと思いました。

 

6番 ジョックロック

6番目は初出場ジョックロック。

 

医療ドラマのコント漫才。

MRIの音のくだりで「ピンとこない人は健康」というセリフがありましたが、今年初めてMRIを受けた私には刺さりすぎました。

「サカナクションのイントロ」「紫って500種類あんねん」などいろんなところからネタを引っ張ってきており、独特なツッコミも私は好きです。

 

講評の時に「ツッコミだけでなくユージローのボケでも笑いが起こればもっといい」と言われたユージローが「俺がもっと面白くなる!」と言っていましたが、ネタの構成がそうなっているだけで、ユージローが悪い訳ではないと思います。

ユージローの顔、誰かに似てるなと思っていたのですが、カズレーザーに少し似てませんか?あとガレッジセールの川ちゃんにも少し似てる。ってことはカズレーザーと川ちゃんも似てる??

7番 バッテリィズ

7番目は初出場のバッテリィズです。

コンビ紹介VTRにて、本当の野球バッテリーを組んでたことを知りました。良いなぁ、そういう関係。

エースは本当に愛嬌があって可愛いです。

「俺毎日楽しいぞ」この言葉だけで人柄が伝わってくる。

ライト兄弟に「守備下手そうな兄弟」「レフト行けよ」「電気作れや」

ガリレオガリレイに「細そうすぎるやろ」は大笑いしました。

 

「生きるのに意味なんかいらんねん、もうええわ」の締めはかっこよかったです。

 

令和ロマン以降尻すぼみの得点になっていましたが、ここでついに令和ロマンの得点を超えてきました!

4位予想していたので、活躍は期待していましたが令和ロマンを超えてくるのは正直予想外でした!

審査員からも大絶賛。順番も良かったと思います。

若林「小難しいのは多い中、日本を明るくするバカが出てきた」は最大級の賛辞だとおもます。

 

この時点でヤーレンズの敗退が決定してしまいました。優勝予想の声も多かっただけに残念。

8番 ママタルト

8番目は初出場ママタルトです。

190キロの大鶴肥満の競り上がりシーンは競り上がり史上最もウケていました。

しかし、ここがピークと言っても良いくらいに明かに笑いの量が少なかったです。

山内が「バッテリィズの空気がまだ残ってる」と言ってように、順番にも泣かされました。檜原のツッコミが結構ダメ出しされていましたが、審査後のやり取りで早速改善しててえらい!今後に期待ですね。

9番 エバース

9番目は初出場・エバースです。

私の優勝予想コンビ。

「初恋の女の子と15年後に会う約束をした」という設定から「流石に末締めだろ」から一気に流れをつかみ、オチまでキレイに繋がっていきました。

ネタの構成が一級品だなと思います。「確かに」と思わせてくれるんですよね。矛盾もないし。気になるところはちゃんと拾ってくれて、痒いところに手が届く。

かなり受けていたし、心配していた町田の緊張もあまり見受けられず、高得点でしたが3位の真空ジェシカにわずなに1点届かず。

 

もし、もしも最終決戦まで行けてたら優勝もありえた、そんな可能性を見せてくれました。来年優勝いけるぞ!!

10番 トム・ブラウン

トリはトム・ブラウンです。

「ホストクラブに通う女の子の肝臓を守りたいんですよー」から始まる独特のトム・ブラウンワールド。去年の敗者復活戦と同じようなネタで、大吉先生にも言われていましたが同じフォーマットなら去年の方が面白かったですね。

私的にはラストイヤー、トリの出番で「合体!!」をやってほしかったなーという気持ちもあります。

 

でもでも、去年の方が…とか言いつつもゲラゲラ笑ってみてました。審査員も、笑ってはいたけど点数となると…と評価が難しそうでしたね。6位という結果でしたが、トム・ブラウンはこれでいいと思ってます。

最終決戦

最終決戦は順位の低い方から順当に

真空ジェシカ

令和ロマン

バッテリィズ

の順番となりました。

 

真空ジェシカ

「ピアノがデカすぎるアンジェラアキ」というトンデモ設定。

「神様みたいになってた」「それは信じる神によるけど」こういうくだり好き。

川北のアンジェラが怖すぎるし、途中からまた漫才か漫才じゃないか問題が再燃しそうだったけど、隣の長渕剛のライブ音が漏れ聞こえてきたところは最高でした。

ダレノガレのタメ口問題を掘り起こしてくるのもさすがというかなんというか。

1本目みたいなネタの方が票入りそうなのになーとは思いました。

令和ロマン

タイムスリップネタ。

「よし、タイムスリップしたぞ。」ケムリのコント設定に入る時のこの棒読みの感じ大好き。

「やらない後悔よりやって大成功」「俺が出てくる童歌」「石僧」など本当に笑わないところがないくらい面白い。くるまは表情とか演技も抜群に上手いなと思います。

爆笑につぐ爆笑。

あれ?これ連覇あるのか??そう思わせるには十分すぎるネタでした。

バッテリィズ

個人的に応援していたバッテリィズ。一本目トップ通過だし、ミスらなければいけるぞ!思ってました。

世界遺産のネタ。サグラダファミリアには「なんで工事現場見に行かなあかんねん」タージマハルや大仙古墳には「なんで知らんやつの墓参りいかなあかんねん」とエース。

こうして文字に起こしてみるとあんまり面白いことは言ってないのですが、1本目でおバカキャラが浸透したことによって何を言ってもある程度ウケる状態になっていました。

面白かったですが、1本目の方が面白かったのと、笑いの量で令和ロマンの方が優っているかな?と思いました。

 

M-1グランプリ2024総評

審査員9名による最終投票の結果は

令和ロマン5票

バッテリィズ3票

真空ジェシカ1票

ということでなんとなんと、令和ロマンが史上初の連覇で優勝!!!!

 

バッテリィズも本当に惜しかった!あと1票令和ロマン票がバッテリィズに入っていれば、予選結果で順位が上のバッテリィズの優勝でした。

真空ジェシカ川北が終始「令和ロマンは去年優勝してるから票を入れにくい」と言っていましたが、これが逆に審査員に火をつけたかもしれませんね。いや、純粋に一番面白いコンビに投票したのだとは思いますが、川北の発言がなかったらもしかしたら結果は変わっていた??なんてことは考えるだけ無駄ですね。

 

初めての方が多かった審査員については、点数のことは詳しく見ていませんがみんなコメントはわかりやすくて良かったです。点数は会場の笑いの量におおよそ比例していたのではないでしょうか。

初審査員の面々も、言語化がうまくてさすが選ばれただけあるなぁと思いました。

 

そしてやはり忘れてはならない松ちゃんの存在。元大会運営委員長・島田紳助からもメッセージがあり決戦前にM-1ファンを沸かせてくれましたが、この二人が二人ともいないのは昔からのM-1ファンとしてはやはり寂しいです。

途中少しだけヤーレンズが名前を出していましたが、来年はやっぱり松ちゃんを見たいです。

 

 

令和ロマンの史上初の連覇で幕を閉じたM-1グランプリ2024。

トップで令和ロマンのネタが終わった後は、「こんなの誰も勝てねぇよ」と大会の盛り上がり自体を危惧しましたが、他にも面白いコンビが出てきて最終的に誰が優勝するかわからないハラハラドキドキの大盛り上がりとなりました。

来年は果たして令和ロマンは出場するのでしょうか?

それとも新たなチャンピオンが誕生するのでしょうか?

今から早くも来年の大会が楽しみで仕方ありません!

M-1グランプリよ永遠なれ!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(^ ^)

去年のM-1感想記事はこちら↓

 

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【M-1グランプリ2024】優勝はどのコンビ??審査員追加で難航する三連単予想!

M-1グランプリ2024


今年もM-1グランプリの季節がやってきました。

令和ロマンの優勝からはや一年。今年もお笑い界には様々な出来事が起こりましたが、やはりこれを観ないと年が越せない!というお笑いファンの方も多いかと思います。

 

そんなM-1グランプリ2024のエントリー数はなんと10,330組!!

ついに10,000の大台を突破し、史上最多を更新しました。

すごいですね!単純計算で2万人以上の人がM-1に参加しているわけですよね。

これだけ競技人口(?)が増えている行事ってなかなかないと思います。

 

しかも今年はM-1の記念すべき20回目の大会。告知ポスターにはこれまでの全優勝コンビが揃い踏みで、特別感をこれでもかとかもし出しています!

一年間でお笑いが最も加熱する12月22日のM-1グランプリ、今年も決勝全順位を予想していきますっ!!

 

上位3組の順位予想的中で景品がもらえる「三連単順位予想キャンペーン」に加えて、今年はダブルチャンスとして「三連複予想」も開催されています!

つまり上位3組の順位を的中させなくても、順位を問わず上位3組を当てるだけでも景品をゲットできます。

順位予想に参加するとM-1グランプリをより楽しめるのでオススメです!

 

M-1グランプリ2024感想記事はこちら↓

 

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10位 ママタルト

10位予想は初出場のママタルトです。

 

ママタルトは主に大鶴肥満がその大柄な体格を活かしてバラエティ番組などに時々出演していますよね。芸名の元となった大鶴義丹の浮気謝罪会見での発言「まーちゃんごめんね」が持ちギャグ(?)です。

私はこのギャグかなり好きです。「まーごめ」はけっこう日常でも汎用性が高くて使えるんですよね。(お笑い好きな友人にしか通じませんが。)

でもよく考えてみると大鶴義丹に顔が似てるのかどうかも太りすぎててよくわからないし、芸名をもじってる割には大鶴義丹のモノマネに特化しているわけでもないっていう、異質な存在ですね(褒め言葉)。

 

ネタも面白いのですがどこか散漫しているというか、どうしても「肥満をどう活かすのか?」というところに注目してしまうんですよね。

かと言って肥満のキャラありきのネタもそれはそれで評価が難しいでしょうし…。

というわけでママタルトは残念ながら今回は10位予想となりました。

9位 トム・ブラウン

9位予想は6年ぶり2度目の決勝、トム・ブラウンです。

2018年の霜降り明星が優勝した年以来ということで、今回唯一の平成M−1を経験したコンビ

トム・ブラウンといえば「合体!」のネタでおなじみですが、今もブレずにそのスタイルを貫き通して、満を持しての決勝というのがかっこいいですよね!

 

正直瞬発的な笑いの量で言えばトム・ブラウンが一番かもしれませんが、審査員の評価は厳しいかもしれないということで9位予想です。

ラストイヤーということで、盛大に会場を沸かせてほしいです!

8位 ダイタク

8位予想は初出場のダイタクです。

 

根強い人気があり、芸人仲間からも慕われているダイタク。トム・ブラウンと同じくラストイヤーでの挑戦です。

今年は特に似ている!」とのファンからの下馬評もあり、本人たちも自信を覗かせています(?)。

 

双子ならではの掛け合いが魅力ですが、双子あるある的なネタはもうこれまでに他の芸人やバラエティで出尽くしてしまってるんですよね…。

双子として常に新しい可能性を探っていかなくてはならない難しさがあると思います。

7位 ジョックロック

7位予想は初出場のジョックロックです。

今回出場者の中でコンビ歴が最も浅く、優勝すればフットボールアワーを抜いて歴代最短コンビ歴での優勝となる歳の差コンビ。

 

なんと言ってもツッコミが独特ですね。そっちがツッコむんかーい!と、気持ちよく期待を裏切ってくれます。

ハマればドカンドカンウケるでしょうが、当日の空気次第ではお客さんがツッコミについていけないという状況になるかもしれません。

6位 真空ジェシカ

6位予想は4年連続4度目の出場となる真空ジェシカです。

4年連続ともなると笑い飯なみの風格が出てきました。

真空ジェシカは大好きで毎年上位に予想しているのですが、ここ数年の傾向からあまり審査員評価は高くないのかなと…。

 

ネタが明らかに平成生まれをターゲットにしてますもんねぇ。だから私を含め会場のお客さんにはウケているのですが、審査員には伝わらないネタも多いのが原因かもしれません。

しかし、後述しますが今年は審査員が大幅に変わるので上位に食い込むチャンスがあるかもしれません。

5位 敗者復活

5位予想は敗者復活枠です。

毎年決勝さながらの盛り上がりを見せる敗者復活戦、本戦に勝ち上がる1組はどの組でしょうか??

私の本命はマユリカですが、金魚番長家族チャーハンも予選のネタがすごく面白かったです!

この辺のあまり知名度が高くないコンビが実力だけで決勝に上がってくるところはぜひ観てみたいです。

あとは毎年思ってますがフースーヤを決勝の舞台で一度観てみたい…。年々確実に面白くなっています。

4位 バッテリィズ

4位予想は初出場のバッテリィズです。

エース君のキャラが最高ですね。愛くるしいです。

銀杏BOYZの峯田みたいなルックスで、男性からも女性からも好かれそうな愛すべき天然キャラですが、ネタはしっかりしています。

 

シチュエーション漫才ではなく、会話の流れから自然な漫才になっているのが最近にしては新鮮で良いですね。

しかもエース君のキャラクターから設定に無理がなく、「普段もこんな感じなのかなー」と、自然と笑顔で観てしまいます。

当日の仕上がり次第では最終決戦にも残るかなと思いましたが、来年以降の伸び代ということで4位予想にしておきます!

間違いなくM-1後はテレビの露出が増えるでしょう。

3位 令和ロマン

3位予想は昨年のチャンピオン・令和ロマンです。

チャンピオンが決勝に出場したのは2006年のフットボールアワー、2009年のNON STYLE、2010年のパンクブーブー以来4組目で、過去の3組はいずれも最終決戦の3組に残っています。

 

前年チャンピオンという肩書きは本当に審査が難しいと思います。あくまでも「面白いか面白くないか」で審査するべきだとは思いますが、フラットな目線で観ることはどうしてもできないかと。

かと言って、前年チャンピオンとして今が脂がのりきっている時期だということも事実。必ずや期待以上のパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。

 

いちお笑いファンとして令和ロマンに史上初の連覇をしてほしいという気持ちもありつつ、やっぱり新たな王者が誕生してほしいという気持ちもあります。

去年の最終決戦を観ていたら、令和ロマンvsヤーレンズのリベンジマッチは是が非でも観たいですもんね。

2位 ヤーレンズ

2位予想は2年連続2度目の出場・ヤーレンズです。

昨年の最終決戦投票はM-1史上最も痺れましたね。最後の一人の票が入るまでどちらが優勝するかわかりませんでした。

 

文句なしに面白いので、上位には間違いなく食い込むでしょう。

ただ、昨年はほぼノーマークの状態でしたが今年は知名度と注目度が一気に上がり、それがどう転ぶか。令和ロマンとバチバチにやり合って欲しいです。

1位 エバース

1位予想は初出場のエバースです。

今年に入ってからABCお笑いグランプリやNHK新人お笑い大賞などで結果を出してきました。

去年の敗者復活戦のネタが面白く注目していましたが、今年の3回戦のネタは特に面白かったです。

 

完全に個人的な好みですが、ネタの中に気づきや学びを入れてくれるネタが好きなんですよね。「へーそうなんだぁ」くらいの本当に些細な知識。そっちに傾きすぎたらくどい印象になってしまいますが、エバースはその塩梅がちょうどいい。

ボケがおかしなこと言ってるように見えて、「確かに」と思わされる。そんな緻密さがあります。

ただ、無骨な見た目とは裏腹に緊張してとちったり噛んだりしてしまうところがあるので、それさえなければ令和ロマン、ヤーレンズを抑えるだけの爆発力はあると思っています!

やっぱり気になる審査員

今年のM-1の審査員は大きな変更を余儀なくされました。

去年の記事に「松ちゃんは審査員にずっといてほしい」と書きましたが、まさかその松ちゃんが不在になるとは…

去年の審査員が

  • 松本人志
  • 中川家・礼二
  • 海原とも子
  • ナイツ・塙
  • サンドウィッチマン・富澤
  • 博多大吉
  • 山田邦子

でしたが、今年は

  • 中川家・礼二
  • 海原とも子
  • ナイツ・塙
  • 博多大吉
  • 笑い飯・哲夫
  • アンタッチャブル・柴田
  • NON STYLE・石田
  • オードリー・若林
  • かまいたち・山内

の9人となりました。

やっぱり松ちゃん不在は寂しいですね…。

松ちゃんの穴を一人で埋めるのは難しく、人数を増やした感じでしょうか。

人選はともかく、人数を増やすのは賛成しかねます。

2015年も歴代チャンピオンを集めた9人で審査員をしていましたが、わちゃわちゃ感が出ていましたからね…。

しれっとサンド富澤と山田邦ちゃんもいなくなってるのもさみしいです。

大会1週間前の三連単&三連複予想ランキング

M-1グランプリ公式サイトにて、「三連単みんなの予想ランキング」というものが見られるのですが、12月17日の時点で

  • 1番人気 ヤーレンズ 令和ロマン 真空ジェシカ
  • 2番人気 ヤーレンズ 令和ロマン エバース
  • 3番人気 令和ロマン ヤーレンズ 真空ジェシカ 

となっています。

 

やはり令和ロマンとヤーレンズの激闘をもう一度観たい!という方が多いようですね。

ちなみに令和ロマンは去年の三連単予想でも軒並み上位に挙げられており、優勝候補がそのまま優勝した形になりました。

しかしその例は珍しく、三連単予想には上がっていなかったダークホースが毎回上位に食い込むのがM-1の面白いところ。

私も当初はバッテリィズを3位に入れようか迷っていたのですが、やっぱり令和ロマンとヤーレンズは2本ネタが観たい!ということで

  • 1位エバース 2位ヤーレンズ 3位令和ロマン

という三連単予想となりました。

そして冒頭でも述べましたが今年は三連複予想も開催されるということで、最終決戦の3組は順不同でも当たれば抽選で景品がもらえます!

あなたもぜひ三連単&三連複予想に参加してくださいね!

今年の見どころ

今年の主な見どころは前回王者・令和ロマンの参戦、ヤーレンズとの因縁の対決、そして松ちゃん不在の審査員といったところでしょうか。

出場芸人同士、審査員同士で司会者とも絡んでみんなで盛り上げていくというのが近年のM-1の良さだと思っています。

ベテラン組もチャンピオンもルーキーも全員面白いので、ベストのパフォーマンスを発揮してもらいたいです。

審査員は、「松ちゃんの分も頑張らないと」と気を張っているかもしれませんが、俺が俺がとならずにしっかりと落ち着いてどっしりと構えてもらえればと思います。

とにかく全員がんばれー!!楽しみ!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます(^^)

M-1グランプリ2023の事前予想記事はこちら↓

www.popurabuyori.me

 

【感想】M-1グランプリ2023決勝順位結果【お笑い界のロマン主義】

17年ぶりの聖夜決戦となったM-1グランプリ2023。

 

優勝は

令和ロマン!!

おめでとうございます!!

 

さや香と並んでガチガチの優勝候補ではあったのですが、初出場でしかもトップバッターからの優勝は本当にお見事!!

2001年中川家以来の大快挙です!!

 

最終順位は

1位令和ロマン

2位ヤーレンズ

3位さや香

4位マユリカ

5位真空ジェシカ

6位カベポスター

7位モグライダー

8位ダンビラムーチョ

9位シシガシラ

10位くらげ

 

となりました。

 

私の事前予想記事でも令和ロマンを優勝候補に挙げていたので、予想的中し嬉しい限りです。

3連単は外してしまいましたが、全体の予想は我ながら良い線ついてたのではないでしょうか。

 

それではM-1グランプリ2023を出番順に振り返っていきましょう。

 

事前予想順位

まずは過去記事に書いた私の事前順位予想です。

10位 くらげ

9位   ダンビラムーチョ

8位   カベポスター

7位   敗者復活組

6位   モグライダー

5位   ヤーレンズ

4位   さや香

3位   マユリカ

2位   真空ジェシカ

1位   令和ロマン

 

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順位は1位と10位しか的中していませんが、上位5組と下位5組の予想が順不同で当たったのは嬉しかったです。

個人的にはここのボーダーラインが結構デカいかなと思っていたので。

点数も5位から6位で大きく開いていますし。

 

ここ数年で一番順位予想に大きな差異がなくて楽しかったです。

 

1番 令和ロマン 648点 3位通過 優勝

トップバッターは令和ロマン。

優勝予想していたので、もっと後に出てほしいなと思いました。

トップから優勝は難しいですからね。

 

ですが本人たちはものともせず堂々と大役を務め上げました。

登場前のせり上がりの時にも舞台裏に向かって「お前もこっちこいよ」的なジェスチャーを入れてたのはすごいなと思いましたね。

初出場とは思えない舞台度胸があるなと。

 

漫画あるあるから入って日体大・すしざんまい・新しい学校のリーダーズetc…

これでもかと動き回っていました。

裏門のくだりも、かゆいところに手が届くというかとにかくお見事。

ところどころボケが渋滞していたところもあったかなーと思いましたが、トップとは思えない高得点でした。

 

一つだけ、「お前みたいなやつがいるから日本とアメリカとの差が広がる」的なセリフだけは不要だったかなと。

お笑い中にこういったネガティブな話はナシでお願いしたいです。

 

中川家・礼二が「くるま君は場を自分の空気にする能力がある」的なことを言っていましたが、これには大いに共感です。

 

2番 敗者復活 シシガシラ 627点 9位

2番目は敗者復活戦を勝ち抜いたシシガシラ。

えみくじ導入前の、敗者復活組が最後に登場して有利なシステムが好きじゃなかったので、敗者復活が早めに出てきて「岡本ナイス!」と思ってました。

 

シシガシラには悪いですが、私には全然ハマりませんでした…。

敗者復活戦からずっと観てたのですが、ななまがり・フースーヤの方がずっと面白かったです。

敗者復活のブロック勝者の中でもヘンダーソンやナイチンゲールダンスの方が私は好きでした。

 

でも敗者復活の会場ではウケてましたからねー。

決勝であのネタをやったらどうなってたかは気になるところではありますが。

 

個人的にはハゲネタはもうお腹いっぱいですね。

「この国終わりだわー」というセリフも、すごく悲観的な言葉に聞こえてしまってダメでした。

 

容姿をいじるのは…とかコンプラが…とか細かいことを言いたいわけではないんですが、ハゲネタだけでは決勝は難しいですね。(トレンディエンジェルという前例がありますが)

ナイツ塙の「社長と社員の忘年会みたい」という発言が全てだったかなと思います。 

 

3番 さや香 659点 1位通過 最終3位

3番目は優勝候補の一角・さや香です。

ホームステイ飛ぶ」という設定から面白い。そもそも「飛ぶ」というのはバックレるとかそういう意味ですが、そこからコンビニの例えを出したりライト兄弟の話を出したりしてくる展開はお見事でした。

 

「ホームステイといえば学生」というイメージを逆手にとって、エンゾが実は53歳という裏切りも良かったし、ブラジルにいるエンゾに話しかけるところも最高でした。

 

エンゾはその後最終3組が決定するまで擦られ続けるキラーワードでしたね。

 

4番 カベポスター 635点 6位

4番目は去年のトップバッター・カベポスターです。

 

安定して面白かったのですが、爆発力に欠けたのかなという印象です。

つかみの「確かにお前のいう通り〜」がやや不発だったのが残念でした。

 

審査員が口を揃えて「M-1には向いていないネタ」「もっと長尺で観たいネタ」と言っていましたが、確かにそうだなと。ストーリーがしっかりと作り込まれているだけに、最初の設定の説明にも時間がかかるし、一つ一つのボケを大事にしすぎている感じでしたね。

そこが分かりやすくて良いんですけどね〜。難しい!

 

5番 マユリカ 645  4位

5番目は3位予想したマユリカです。

惜しくも4位で最終決戦には進めませんでしたが、爪痕は残しまくったのではないでしょうか。

中谷の通りやすい高音と阪本の演技力。

ネタもめちゃくちゃ面白かったのですが、ネタ後の審査員とのやり取りの方が印象に残ってしましましたね。(良い意味で)

 

キモダチって何なんですか?」と司会の今田に詰め寄る阪本。

ネタ前の煽りVTRにあの場でツッコミを入れたのは初めてでは?

 

確かにVTRでちょっと気になったけど、ネタ後にあんなに何回も言われるともうキモダチって言葉が面白すぎて。

そんな言葉ないもんね。「ずっとキモダチ」ってどんなキャッチコピーだよ!って話ですよね。

ケツメイシにも謝ってほしいレベル。

 

「キモダチ良いじゃん!」と言う山田邦子に「一回言われてみて下さい」と返せるのはすごいなぁ。

中谷へのヨゴレいじりも面白かったです。

 

6番 ヤーレンズ 656点 2位通過 最終2位

6番目はヤーレンズ。

「ボケの手数が多い」という点で令和ロマンや真空ジェシカとかぶるからどうなるかなーと思っていたのですが、ちょうどいい順番だったのではないでしょうか。

 

マユリカのことがあったので煽りVTRをしっかり観ていたら「ノンストップ・ウザ」というキャッチコピーがついており、「そんなにウザいキャラかなぁ?」と思いながら観ているとウザさはそんなに感じませんが確かにノンストップでした。

 

松ちゃんが「みんなどれかのボケにはハマる」と言っていましたが、私は「ヤドカリじゃないんだから」「全力お転婆おばさん」「セクシーダイナマイトボートレース」あたりがハマりましたねー。

 

とにかくボケまくって、ツッコミが追いついてないボケもかなりあったのでは。

拾われてなかったけど、話しかける時に「ねねねーねねーねね」と「ボボボーボ・ボーボボ」のリズムで言っていたのは拾われなかったボケの一つだと思っているのですがどうでしょうか。

 

7番 真空ジェシカ 643 5位

7番目は真空ジェシカです。

令和ロマン・ヤーレンズ・真空ジェシカは芸風がかぶると先述しましたが、そのヤーレンズのすぐ後に出番だったのは真空ジェシカにとって不運だったのでは。

 

とは言え実力は折り紙付きで、A画館からZ画館、エンジンのスマホから検索エンジンに繋げるところ、ムービー勝山が左に受け流すところ、7億人の侍の監督クローン澤明、三谷後期高齢者などなど、真空ジェシカらしさ全開で何度も笑いました。

 

サンド富澤が「ボケが高度だから僕はヤーレンズのくだらないボケの方がいい」と言っていたように、所々ボケが難しくてわからないところがあるんですよね。

だからこそ刺さる人にはめちゃくちゃ鋭く刺さるのでしょう。

 

人気アニメの小ネタを探すような、漫才とはまた別の楽しみ方ができるのが真空ジェシカの良いところだと私は思っています。

 

8番 ダンビラムーチョ 631点 8位

8番目はダンビラムーチョです。

予想通り歌ネタで来ましたね。

 

わかってはいたことですが、歌ネタでの上位進出はやはり難しかったですね。

サンド富澤の「1曲目でそんなに尺使わなくても」という意見とともこの「最初で入れないと途中からは入れない」という意見が的を射てたのかなと。

 

去年の敗者復活のネタがすごく面白かったし、二人とも何だか憎めない顔しているのでこれからも応援してます!

あと、ダンビラムーチョのYoutubeチャンネルはほぼ野球チャンネルと化しているので、栗山監督と岡本選手に会えたのは本当にめちゃくちゃ嬉しかったんだと思いますw

 

9番 くらげ 620点 10位

9番目はくらげです。

 

松ちゃんも言っていましたが、「好きな〇〇があるけどその名前を忘れた」というパッケージはどうしてもミルクボーイを彷彿とさせてしまい、もちろんネタの方向性は違うのですが「ミルクボーイと比べると面白くない」という評価になってしまうんですよね。

 

ネタ構成は彼らの代名詞である「わかんねぇけど」に近いと思うのですが、お客さんがどこで笑っていいかわからなくなってたように思います。

 

「正解がないアキネーター」とネタ中に言ってましたが、客観的に見てもまさにその例えがそのまま当てはまっていて、「正解がないアキネーターのゲーム実況」をひたすら見せられている状態になってしまっていたのでは。

 

10番 モグライダー 632点 7位

トリはモグライダーです。

スター錦野旦さんの「空に太陽がある限り」を使ったネタ。

2年前の決勝での「さそり座の女」と同じフォーマットで、これぞモグライダーというネタです。

 

2年前とは違い、売れっ子になったモグライダー。

ともしげのキャラが認知された今となっては、どこまでが台本でどれがアドリブかわからないハラハラ感がありました。

 

予想記事には「ともしげの出来次第」ということを書きましたが、審査員にもその辺りは指摘されていましたね。

松ちゃんが売れっ子ならではの練習不足を指摘する一方で、サンド富澤の「ともしげがもっとあっぷあっぷするところを見たかった」という意見もあり、M-1難しいなぁという結論に落ち着きました。

 

松ちゃんの「ジョンソンも終わっちゃうし…」というジョークは面白かったですね。

ブラックジョークですが、かつてリンカーンに出演していた松ちゃんが、その後継番組と謳われているジョンソンを応援しているんだということがわかる一幕でした。

その後の芝の「今田さんの友達でしょ?」という返しも良かったです。

 

最終決戦

最終決戦は順位の低い方から順当に

令和ロマン

ヤーレンズ

さや香

の順番となりました。

 

令和ロマン

令和ロマンは下町ロケット的なドラマのネタ。

「昔は良かった!昔は恐竜がいた!」「昔すぎるだろ!」は秀逸すぎると思いました。

こんなに分かりやすくて面白いボケとツッコミがあったでしょうか。

 

松ちゃんも表彰の時に述べてましたが、1本目より強いネタを持っていたのがそのまま勝因につながりましたね。

ヤーレンズ

ヤーレンズのネタは去年の準決勝と敗者復活戦でやったラーメン屋のネタ。

 

このネタでヤーレンズを知って、「これなら決勝行けるぞ!」と去年の準決勝の時に思っていたので、このネタを決勝の舞台で見られるのは感慨深かったです。

去年と全く同じではなく、随所に小ボケをたくさん入れていて面白かったです。

でも1本目の方が面白かったなーというのが正直なところ。

個人的にはオチで左手に仮想のネギを持ったまま頭を下げているところがツボです。

さや香

四則演算に見せ算を足して五則演算にしようというネタ。

開始30秒から変な空気になっていましたが、そのまま最後まで行っちゃいました。

うーん、何でこのネタにしたのか…。

去年の1本目・去年の2本目・今年の1本目のようなネタなら安定してウケたと思うのですが…。

 

元々さや香は新山ボケ・石井ツッコミだったのを入れ替えて、新山ツッコミ・石井ボケにして成功したのが去年と今年の1本目の形。

それをなぜ最終決戦で元のスタイルに戻してしまったのか。

どうしてもこのネタがやりたかったのでしょうか。

 

1位通過したのに最終決戦では1票も入りませんでした。

しまいには邦ちゃんに「さや香の最後のネタ全然良くなかった」と言われる始末。

発言するたびに演者や視聴者をハラハラさせる邦ちゃんですが、この時ばかりは「よく言った!」と思ってしまいました。

 

M-1グランプリ2023総評

第1回大会以来実に22年ぶりにトップバッターでの優勝となった令和ロマン。

事前予想記事に「王者の風格ある」「ロマンがある」と書いて優勝予想した令和ロマンが優勝して、とても嬉しい気持ちです。

 

決して大穴予想を当てたわけじゃないですが、それでも自分が一番面白いと思ったコンビが優勝してくれるのは嬉しいです。

 

令和ロマンの優勝は、令和ロマンだけでなく若いお笑い世代に大きな影響を与えると思うんですよ。

そのうち「お笑い界のロマン主義」みたいな特集が組まれて、第7世代的なお笑い新時代が来ますね、きっと。

 

優勝後のコメントで「来年も出ます!」と言った通り、来年も出て史上初の2連覇してくれちゃってもいいんですよ?

 

何はともあれ、新チャンピオンの誕生に乾杯!

そしてこれからの令和ロマンの活躍に期待してます!

 

 

最後にこれだけ言っときます!

 

明日の朝イチ(ゲスト上沼恵美子)、すっごく楽しみ!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(^ ^)

去年のM-1感想記事はこちら↓

 

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【M-1グランプリ2023】決勝全順位と敗者復活コンビ予想!【優勝コンビ&3連単】


史上最多の7,261組が出場したM-1グランプリ2022を大きく上回る8,540組がエントリーしたM-1グランプリ2023。

年々エントリー数が増加していますが、このまま行くと再来年には1万組を越えるのではないでしょうか?

名実ともに「国民的行事」と言っても過言ではないほどビッグな大会となったM-1グランプリ。

果たして19代目の王者となるのはどのコンビでしょうか!?

12月24日、聖夜に開催されるビッグイベントの前に出場者10組の全順位予想をしていきます!

 

M-1グランプリでは今年も上位3組の順位予想的中で豪華景品がもらえる「三連単順位予想キャンペーン」を開催しています!

もしよければこの記事を参考にして三連単的中させちゃいましょう!

 

順位結果と感想記事はこちら↓

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10位 くらげ

10位予想は初出場のくらげです。

 

くらげと言えば自身のyoutubeチャンネルにも冠している「わかんねえけど」が有名なネタですが、それを使ってくるかどうかに注目です。

予選のネタを見る限り「わかんねえけど」は封印しているようですが、それでも十分に面白いです。

 

ですが「わかんねえけど」はどちらかというとショートネタに向いているので、決勝では使わないのではないでしょうか。

わかんねえけど。

 

9位 ダンビラムーチョ

9位予想は同じく初出場のダンビラムーチョです。

 

決勝進出組の中では唯一、正統派漫才以外(歌ネタ)で望むことが予想されます。

去年の敗者復活戦の「生きとし生けるものへ」は最高でした。

ヨネダ2000やすゑひろがりずのように、上位には残らずとも会場を大いに盛り上げてくれる存在になるのではないでしょうか。

 

8位 カベポスター

8位予想は2年連続2度目の出場となるカベポスターです。

 

去年はトップバッターの役割を見事に果たしました。

個人的には好きで応援しているんですが、去年と同じフォーマットのネタだと最終決戦に残るのは難しいのではないでしょうか。

 

7位 敗者復活組

7位予想は敗者復活組です。

敗者復活戦はこれまでとルールが変わり、より予想が難しくなりました。

 

個人的にはトム・ブラウンをもう一度決勝の舞台で見たいのですが、ここは固くロングコートダディを予想しておきます。

やはり去年最終決戦まで行った実力は折り紙付きです。

 

しかし笑神籤(えみくじ)導入以降、敗者復活組の勢いが通用しなくなったのも事実。

敗者復活組はどのコンビが来てもそこまで上位に食い込むことはないでしょう。

 

6位 モグライダー

6位予想は2年ぶり2度目の出場となるモグライダーです。

決勝9組の中では一番の売れっ子ではないでしょうか。

 

2年前の時点で順番に泣かされた感があり、ネタ自体はかなり高い評価を受けていました。

モグライダーの場合は良くも悪くも「ともしげの出来次第」なところがあるのでどう転ぶかは本番になってみないとわかりませんね。

 

5位 ヤーレンズ

5位予想は初出場のヤーレンズです。

 

ヤーレンズは去年の準決勝のネタ「ベンジャミン・バトン」がめちゃくちゃ面白かったので期待しています。

去年決勝に行っててもおかしくなかったと思ってます。

ですが、ニッチな芸風が令和ロマンや真空ジェシカと被ってしまうかなというのが5位におさまった理由です。

4位 さや香

4位予想は2年連続3度目の出場・さや香です。

 

昨年は惜しくも準優勝となり、大会終了後もネット上では「優勝はさや香」という声が数多く上がっていました。

今年も安定して面白いことは間違いないでしょう。

ただ、去年の勢いを越えられるかどうかが難しいところですね。

 

3位 マユリカ

3位予想は初出場のマユリカです。

 

マユリカは関西ではメディア露出も多く、人気のコンビです。

2人ともキャラクターが確立しており、華があります。

当日の仕上がり次第では優勝もあり得るかもしれませんし、優勝後の活躍が一番想像しやすいコンビでもあります。

2位 真空ジェシカ

2位予想は3年連続3度目の出場・真空ジェシカです。

 

意外(?)なことに真空ジェシカはまだ最終決戦には進出したことがないんですよね。

その理由はズバリ平成生まれをターゲットにしたネタだからだと思うのですが、審査員も徐々に若年化しつつありますし、何より会場でのウケはピカイチなのでそこは審査員も無視できないところだと思います。

個人的には1番の推しですが、やはり審査員にハマるかどうかというところで2位予想とさせてもらいます。

1位 令和ロマン

1位予想は初出場の令和ロマンです。

 

去年の敗者復活戦では、惜しくも2位で本戦出場を逃しました。

しかし視聴者投票という名の人気投票だった敗者復活戦において、ほぼ無名ながら数ある人気コンビを抑えて漫才の面白さだけで2位を勝ち取ったという事実は彼らの実力を証明しています。

 

立ち姿に風格があるんですよねぇ。王者の風格が。

あとは「なんか面白そう」というオーラがあります。

要はフィーリングですね。

コンビ名が良いですよね。

なんてったってロマンがありますよ。

 

気になる審査員は?

12月17日にM-1グランプリ2023の審査員が発表されました。

去年のメンバーとの違いは、立川志らくさんが降板し、新たに海原とも子さんが後任となりました。

よって

 

松本人志

中川家・礼二

海原とも子

ナイツ・塙

サンドウィッチマン・富澤

博多大吉

山田邦子

 

当日はこの並び順で審査員席に座ることがほぼ確定です。

 

去年は上沼恵美子さんに代わって新たに審査員となった山田邦子さんが若干かき乱した感がありましたが、今年は2回目の審査員ということでどうなるか。

ネットでは批判的な意見が多い山田邦子さんの審査ですが、私は審査員に新しい風を入れることは良いことだと思っています。

オリラジのあっちゃんじゃないですが、同じ人がずっと審査員でいると、その人たちにウケるネタが正義になってしまいますからね。(松ちゃんはずっといてほしいと思ってますけど)

 

海原とも子さんに関しては、全国区ではあまり馴染みがないかもしれませんが、関西に住んでいる人間としては適任だなと思います。

審査に関しては未知数ですが。

 

大会1週間前の三連単予想ランキング

M-1グランプリ公式サイトにて、「三連単みんなの予想ランキング」というものが見られるのですが、大会1週間前の12月17日の時点で

 

1番人気 さや香 令和ロマン 真空ジェシカ

2番人気 令和ロマン さや香 真空ジェシカ

3番人気 さや香 真空ジェシカ 令和ロマン

 

となっています。

私はこの予想を見る前に自分のランキングを考えたのですが、上位予想は大方の予想と被ってしまっていますね…。

さや香を上位3組に入れたい気持ちもよくわかるし、令和ロマンにはロマンがあるし、真空ジェシカも好きだ…!

 

しかし過去数年のM-1を振り返ると、事前の三連単予想が上位のコンビが優勝したケースはほとんどないんですよね。

優勝候補がそのまま優勝したのって、2003年のフットボールアワーくらいまで遡るのではないでしょうか。

なので令和ロマンが優勝候補に挙げられているのはあまり良い予感はしません。

それでも令和ロマンにロマンを感じずにはいられないので三連単は

1位令和ロマン 2位真空ジェシカ 3位マユリカ

この順位でいきます!

 

最後に

いかがだったでしょうか。

よかったら参考にしてくださいなんて書いてますが、去年の事前予想ではウエストランドを最下位予想するという大逆張りをかましてしまっていますので、その辺は多めに見てください。

 

スポーツの強豪チームが必ず勝つとは限らないように、普段面白くて人気のあるコンビが必ず優勝するわけではないというのがM-1の面白いところ。

その日・その場所で一番面白ければ優勝できる!

敗者復活組を含めた10組には、当日万全のコンディションで最高に面白い大会を作り上げてほしいと思います!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます(^^)

M-1グランプリ2022の事前予想記事はこちら↓

 

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【感想】M-1グランプリ2022決勝順位結果と感想【復讐達成】

 

 

M-1グランプリ2022が終わりました。

史上最多となる7261組から頂点に立ったのは

 

ウエストランド!!

 

おめでとうございます!

 

最下位予想してしまい申し訳ない限りです。

今年も盛大に予想を外してしまいましたが、感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

事前予想順位

私の事前順位予想は

10位 ウエストランド

9位   さや香

8位   ダイヤモンド

7位   キュウ

6位   カベポスター

5位   ロングコートダディ

4位   敗者復活

3位   ヨネダ2000

2位   真空ジェシカ

1位   男性ブランコ

 

でした。

 

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3組目までは「3連単あるぞ!」という気持ちで観ていたのですが、4組目のロングコートダディの爆発で3連単の夢は砕け散りました。

特にウエストランドとさや香の最終決戦進出は予想できませんでした。

 

しかし大外れかと思いきや、最終決戦進出の3組を繰り上げればそれ以外の7組の順位は全て的中することになります。

と、無理やり自分を褒めておきます。

 

1番 カベポスター 634点 8位

トップバッターはカベポスター。

事前予想で「お前のいう通り〜だよな」のツカミが重要だと書いていましたが、ツカミはバッチリだったのではないでしょうか。

審査員の立川志らくさんにはそのツカミが面白すぎてその後尻すぼみになってしまったと言われていましたが。

 

カベポスターらしいキレイにまとまったネタで、トップバッターとして十二分に役割を果たしていました。

 

オチまでが本当にキレイで、流石圧巻の漫才でした。

トップは不利と言われているだけに、他の順番でも観てみたかったですね。

 

まさかカベポスターが暫定ボックスから1番に姿を消すとは思いもしませんでした。

個人的にはネタ終わりに松ちゃんとツッコミの浜田に絡んでほしかったです。

 

個人的採点 91点

2番 真空ジェシカ 647点 5位

2番目は真空ジェシカです。

持ち味を活かしてこれでもかというくらいボケを詰め込んでいましたね。

「派遣のニューウェーブ・人材智則」はめちゃめちゃ面白かったです。(敗者復活会場にいる陣内からアンサーがあったのも含めて)

 

去年よりもボケとボケの間隔を空けてわかりやすくなっていたように思います。

が、「韓国の受験生」「ノルウェーの刑務所」「グリム童話と同い年」など知識が必要なボケも多かったです。

HUNTER×HUNTERネタの「俺でなきゃ見逃しちゃうね」とかわかるネタはすごく面白いんですけどね。

 

会場はとても湧いていたので、やはりメインターゲットは平成生まれだなと再認識しました。

 

最終決戦行ける!と思ったのですが残念でした。

 

個人的採点 94点

3番 敗者復活オズワルド 639点 7位

3番目は敗者復活枠からオズワルド。

敗者復活戦を見る限りは令和ロマンの方がウケていたしとても面白かったので、決勝で令和ロマンを観たかったですが知名度の差でオズワルドに軍配が上がりましたね。

 

オズワルドが上がったからには頑張ってほしかったですが、敗者復活と同じネタだったのは正直がっかりしました。

M-1の人気は年々上昇しているので、それと比例して敗者復活を観ている人も多いと思います。

会場のお客さんが敗者復活を観ていたかどうかはわかりませんが、会場のウケ方的におそらく敗者復活を観ていた方が多かったのでは。

 

全体的に不発で終わってしまったという印象です。残念。

 

個人的採点 88点

4番 ロングコートダディ 660点 2位通過 最終3位

4番目はロングコートダディです。

ネタの中身は「マラソンの世界大会の変な走り方のヤツ」という大喜利に対して二人が延々と回答しているのですが、漫才という形に落とし込んで動きもつけて会場を大いに湧かせました。

 

ボケが入れ替わるのは笑い飯を彷彿とさせましたが、そこにさらに動きもつけて新しい形の漫才でした。

昔ドリームマッチで松ちゃんとウッチャンのコンビがやっていたネタにも少し似ていましたね。

 

審査員コメントの時の松ちゃんの

「(名前が)兎やし競争とかかってるのか」

というコメントはさすがでした。

 

個人的採点 92点

 

5番 さや香  667点 1位通過 最終2位

5番目はさや香です。

34歳で免許の返納をするというネタ。

 

ネタのテーマも面白いし、2人の掛け合いの熱量が否が応でも会場のボルテージを上げていました。

「佐賀は出れるけど入られへん」はキラーフレーズですね。

そういえば例年大会中の発言をtwitterのトレンドワードとして取り上げる時間がありましたが今年はなかったですね。去年からなかったのでしょうか?

 

さや香は去年の敗者復活のからあげの件もあって、どうなるかな〜と思ってたのですが良い意味で期待を裏切られました。

 

最終決戦後は「さや香優勝かな?」と思ったのですがそこでも予想が外れてしまいました。

 

個人的採点 94点

6番 男性ブランコ 650点   4位

6番目は男性ブランコ。

去年に引き続き優勝予想していたので応援していましたが、惜しくも最終決戦に残ることはできませんでした。

 

正直他のネタが観たかったなーと思いました。

ネタ始めいきなり噛んだところや、♪(八分音符)の向きを観客から見た向きで書いてほしかったなーとか細かいところが気になってしまいました。

 

個人的採点 90点

7番 ダイヤモンド 616点 10位

7番目はダイヤモンドです。

ネタ前のコンビ紹介Vでの煽り文句・「奇妙に輝くこの石は砕けないッ!」

はカッコ良いですね。

コンビ名をジョジョから取っているのかはわかりませんが、この煽りはジョジョラー歓喜。

 

審査員も言っていましたが、ネタとしては一辺倒で、笑うよりも感心しちゃいます。

予選ではウケていたので決勝の独特の雰囲気も影響したんでしょうね。

 

個人的には3回戦と同じネタだったので、同じテイストでも良いので他のネタも観てみたかったです。

 

個人的採点 85点

8番 ヨネダ2000 647点  5位

8番目はヨネダ2000です。

 

2009年のハリセンボン以来13年ぶりの女性コンビファイナリスト。

結成2年で最年少コンビ。優勝すれば女性初でさらに霜降り明星のチャンピオン最年少記録を塗り替えることになりますが、それは来年以降に持ち越しとなりました。

 

「イギリスで餅つこう」

というわけわからないネタですが、私は全組の中で一番声を出して笑いました。

 

「餅も君が一人なら〜♪』

これをM-1の決勝の舞台でやってしかも爆笑を掻っ攫うってとんでもないな!

 

個人的採点 97点

 

9番  キュウ 620点 9位

9番目はキュウです。

結成9年目のキュウが9番目ってすごい縁を感じますね。(そして9位)

 

事前記事でキュウは中盤以降に観たいと書いていたのですが、ヨネダ2000の後はイヤでしたね。

 

キュウの言葉遊びというか世界観は落語に近いものがあるので志らくさんは得点高いだろうなと思っていたら意外と低くて驚きましたが、しっかりとキュウの他のネタも観た上で今回のネタはハマらなかったようです。

 

審査員が口を揃えて「順番が悪かった」と言っていましたが本当にそうですね〜。

 

最後に「太田さんと同じ事務所だから云々…」とぶちこんでくれたのは良かったです。

 

個人的採点 90点

 

10番 ウエストランド 659 3位通過 優勝 

トリはウエストランドです。

 

これまでのウエストランドのネタを観てきて、M-1ではハマらないだろうと思って最下位予想していたら、まさかの優勝でした。

 

これでもかといつもより強めの毒を吐きまくり、会場の空気にうまくハマっていました。

その勢いのまま最終決戦も見事会場をわかせ、悲願の優勝を果たしました。

 

「見当違いの分析をするウザいお笑いファン」というワードが出てきて、流れ弾を喰らってしまいました。

そうですね、優勝コンビを最下位予想していた私は紛れもなく見当違いの分析をするウザいお笑いファンであります…。

 

ただ私はウエストランドが嫌いで最下位予想していたわけではないということだけはわかってください!

むしろ応援しています!本当です!

 

個人的採点 89点

大会総評&来年こそ3連単当てる!

というわけでウエストランドの優勝で幕を閉じたM-1グランプリ2022の感想をまとめていきたいと思います。

 

まず優勝したウエストランド。

2年前の決勝では「お笑いは今まで何も良いことがなかったヤツの復讐だよ?」とお笑いを復讐のための武器にしていました。

今回の優勝をもってウエストランドの(井口の)復讐は果たされたのではないでしょうか。

 

優勝したウエストランドが今後も毒を吐き続けるのか否かは少し注目したいところであります。

個人的には「優勝したのに全然売れないじゃねーかよ!」と恨み節を吐く姿を観たいかも。

 

 

審査員の変更については、やはり上沼恵美子がいなくなったのは大きいなと感じました。(巨人師匠もですが。)

松ちゃんが一番端の席に初めて座り、感慨深そうにしていたのがとても印象的でした。

紳助さんの話題が割と長めの尺で話されていたのも興味深かったですね。

 

代わりの審査員は、経験者の大吉先生は置いといて、山田邦子さんはどこか危なっかしいところがありましたね。

コメントを振られた時、毎回なぜか観てるこっちがハラハラしてしまいました。

序盤の「しんどい先輩」のくだり(水曜日のダウンタウンの企画)とか、こういうテレビ局の枠を越えたネタはお祭り感があって良いですね。

 

大会全体を通しては、カベポスターがしっかり良い空気を作ってくれて、終始盛り上がっていたのではないでしょうか。

 

私の最終決戦進出予想コンビの男性ブランコ・真空ジェシカ・ヨネダ2000もとても面白かったし、順位も4位・5位・5位とあと一歩のところでした。

来年こそは3連単当たりそう!

 

最後に、今年のM-1を総括して一言だけ!

 

 

ランジャタイの名前何回出るねん!!笑

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます(^ ^)

 

 

去年のM-1記事はこちら↓

 

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【M-1グランプリ2022】決勝の全順位と優勝コンビ予想!【3連単】

今年もM-1の季節がやってきました!

去年を上回る史上最多7,261組の中から勝ち上がった9組+敗者復活から勝ち上がる1組による決勝戦。

その中から2022年のチャンピオンが決まります!

 

今年はオール巨人・上沼恵美子の2人のベテランが審査員を引退し、新たに山田邦子・博多大吉が審査員になるなど、ここ数年とはまた違ったM-1になりそうな予感がします。

 

そんな2022年のM-1グランプリの順位と優勝者を予想していきます。

 

 

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10位 ウエストランド

10位予想は2年ぶり2度目の出場のウエストランドです。

ウエストランドが嫌いなわけではないですが、消去法でこの順位になってしまいました。

ウエストランドは2年前のM-1グランプリ2020決勝に出場し8位タイという結果でした。

 

時事ネタや世相を皮肉るネタが得意なコンビですが、なかなか今のご時世に芸風がフィットしないというのがこの順位予想の理由です。

しかし準決勝ではかなり会場を沸かせたという情報もあるので、これまでと一風違ったネタであれば上位に食い込むこともあるかもしれません。

9位 さや香

9位予想は5年ぶり2度目の出場のさや香です。

去年の敗者復活戦で「からあげ」のネタをしていたのが記憶に新しいですね。

当時は「なぜこの大舞台であのネタを??」と話題になっていましたが、時間が経つにつれ評価(?)されるようになり、今ではさや香の代名詞ともなっています(?)。

 

決勝の舞台では従来の正統派漫才をしてくれると思いますが、そうなるとからあげほどのインパクトは残せない…というのがジレンマです。

コンビ2人ともルックスが良く、華があるので何かのきっかけでもっと売れそうではありますが、今回はこの順位予想となりました。

感情のこもったボケ・ツッコミをするので会場のボルテージを上げてくれることは間違いありません。

8位 ダイヤモンド

8位予想は初出場のダイヤモンドです。

準々決勝のネタを観る限りでは、とても頭の良さそうなコンビだなと思いました。

笑いより一つ前に「なるほど」と感心してしまいます。

M-1のように観客が多い賞レースでは、もっと頭を空っぽにして観れるネタの方が評価が高いのかなーというのが正直なところです。

しかしながら低い知名度は武器にもなり得るので、初出場というところを活かして頑張って欲しいです。

7位 キュウ

7位予想は初出場のキュウです。

決勝は初出場ながら、2020・2021と準決勝まで進んでいるので実力は折り紙つきで、お笑いファンからはとても人気があるコンビです。

 

新しい漫才の形を追求しながらもどこか古典落語のような雰囲気を漂わせており、とてもオリジナリティあふれるネタが持ち味です。

まさに「古きを温ねて新しきを知る」、温故知新漫才と名づけさせていただきます。

 

いわゆるしゃべくり漫才ではないので、観客に受け入れてもらえるまで時間がかかるのかなというのがこの順位に落ち着いた理由です。ハマれば爆笑まちがいナシです。

6位 カベポスター

6位予想は初出場のカベポスターです。

ここ数年で関西の名だたる賞レースを総ナメにしてきたカベポスター。M-1決戦への出場は必然というべきか、満を持しての出場になります。

ネタが面白いのはもちろんのこと、コンビ2人ともとても聞き取りやすい良い声をしているのが彼らの天性の武器ではないでしょうか。

 

漫才の入りの「確かにお前のいう通り〇〇だよな」「言ってへんわ」のくだりで会場の空気をいかにつかむかが重要になってきそうです。

あとツッコミの名前が浜田なので、ネタ終わりに審査員の松ちゃんとそのくだりでひと絡みありそうなのも必見です。

5位 ロングコートダディ

5位予想は2年連続2回目出場のロングコートダディです。

去年は初出場ながら最終決戦まで惜しくも届かないながらも4位と健闘しました。

キングオブコント決勝にも2回出場しており、漫才もコントもできる実力者です。

 

確実に笑わせてくれるという安定感がある反面、爆発力に欠けるというのが正直な感想です。

ロコディは漫才師というよりコント師というイメージが強いですね。

4位 敗者復活

4位予想は敗者復活から勝ち上がったコンビだと予想します。

敗者復活は視聴者投票なので、おそらく前回2位だったオズワルドが勝ち上がるのではないでしょうか。

オズワルドは去年まで3年連続決勝に進出しており、手の内を出し尽くしてしまった感があります。

去年優勝できなかったのが痛かった…。

しかしそれでも面白いのは確かなのでこの順位までは食い込んでくるのではないでしょうか。

3位 ヨネダ2000

3位予想は初出場のヨネダ2000です。

去年のランジャタイに続く今年のイロモノ枠ですね。

去年ランジャタイを2位予想して盛大に外してしまった(結果は最下位)にもかかわらず今年もイロモノ枠のヨネダ2000を上位予想しています。

 

飛び道具と言うべきかびっくり箱と言うべきか。とにかくどっちに転ぶかわからない。三振かホームランみたいなコンビですね。

こういうコンビはランジャタイのように最下位に沈むこともありますが、キングオブコントのにゃんこスターのように爆発的にウケて上位に食い込むこともあります。

 

しかし去年の敗者復活のUSA寿司のネタが面白すぎてあのネタを越えるネタがあるのかどうかが懸念です。

個人的には終盤に登場して会場を盛大に沸かせてほしいです。

2位 真空ジェシカ

2位予想は2年連続2回目出場の真空ジェシカです。

去年の決勝では同率6位という結果でしたが、個人的には最終決戦に残ってもおかしくない出来だったと思います。

おそらく審査員が全員20〜40代の年齢であれば優勝もありえたのではないでしょうか。

逆にそれだけ対象年齢が限られているネタだったとも言えます。

 

今年はそのあたりをどれくらい対策してくるのか。

あととてもマニアックですが、ボケの川北が「おじゃる丸」に出てくる「星野さん」に似ていると思っているのは私だけでしょうか。

1位 男性ブランコ

1位予想は初出場の男性ブランコです。

M-1グランプリ2021の事前記事で敗者復活からの優勝と私が予想していた男性ブランコ。

今年はストレートで決勝の舞台に上がったので、そのまま優勝するのではないかと予想しています。

安定感がありながらも爆発力も兼ね備えており、シンプルにネタの面白さで勝負しているのが彼らの魅力だと思います。

 

ただ、同じようなタイプで和牛と少し重なるところがあります。

和牛も確かな面白さと何度も決勝・最終決戦まで残る実力がありながらも優勝はできませんでした。

実力は確かなのであとは時の運が味方すれば十分優勝の芽はあると思います。

 

理想の出番順

M-1において最も重要になってくるのが出番順です。

トップは不利、終盤は有利という事実はどうしても否定できません。

これまでも出番に泣かされたコンビは数知れずいたことでしょう。

 

こればっかりは運なのでどうしようもないのですが、個人的に「こんな順番だったらいいな〜」という順番は

 

1  ウエストランド

2  さや香

3  ダイヤモンド

4  敗者復活

5  キュウ

6  カベポスター

7  ロングコートダディ

8  真空ジェシカ

9  男性ブランコ

10 ヨネダ2000

 

です。

ほとんど順位予想を逆にしたような順番になってしまいましたが、私の順位予想が当たるためにはこうなってほしいという順番です。

 

特筆する点は

・上位予想組の出番は後ろの方が良い

・キュウは何組か終わってからみたい

・ヨネダ2000は遅ければ遅いほど良い(トップはもってのほか)

・敗者復活が後の方に来ると勢いでゴリ押しになってしまうので早い方が良い

 

上戸彩ちゃんと今ちゃんに頑張ってほしいです。

 

その他注目するところ

今年は見取り図・ゆにばーす・インディアンスなどの常連組が予選で敗退し、比較的フレッシュな顔ぶれになったのではないでしょうか。

ウエストランド・さや香・ロングコートダディ・真空ジェシカは決勝経験がありますが常連という感じはしないですよね。

なので誰が優勝してもおかしくないメンバーだと思います。

 

審査員2人が変更というのは注目です。

上沼恵美子・オール巨人という関西2大巨頭がいなくなるのは大きいと思います。

近年のM-1をM-1たらしめていたのはこの2人がいたからと言っても過言ではないのでは。

しかし代わりに山田邦子・博多大吉が入ることで審査員の平均年齢が少し下がるのは若い芸人たちにとっては吉報かも知れません。

 

敗退時のコメントにも注目です。

暫定ボックスから敗退して会場を去る時のコメントに年々磨きがかかっています。

かつては真面目なコメントをするだけの時間でしたが、最近はこの時にいかに爪痕を残すかにも注目が集まっています。

昨年のロングコートダディ、ランジャタイ、真空ジェシカの去り際はお見事でした。

 

M-1グランプリ2022予想まとめ

M-1グランプリ2022の順位予想を簡単にまとめると

 

三連単予想は男性ブランコ・真空ジェシカ・ヨネダ2000

敗者復活枠はオズワルド

優勝は男性ブランコ

 

となります。

去年も一昨年も大きく予想を外してしまったので今年は当てたいですね〜。

しかし!予想が当たらなくとも、他のコンビが優勝しようとも、きっと今年も面白い大会になると思います!

 

あなたの予想する優勝コンビはどのコンビですか?

もし良ければこの記事を参考にして三連単予想をしてみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます(^ ^)

 

過去3年分のM-1順位予想記事はこちら↓

 

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【M-1グランプリ2021】決勝の順位結果と感想!敗者復活の方が面白かった??

 

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M-1グランプリ2021が終わりました!

 

優勝は

 

錦鯉!!

 

おめでとう!!

正直全く想定外でした。

 

面白い・面白くないはどうしても個人の感想になってしまうのですが、

M-1グランプリ2021が終わったばかりの所感を書いていきたいと思います。

 

 

 

事前予想順位

別記事にも書いたのですが、僕の順位予想は

10位 インディアンス

9位 ゆにばーす

8位 錦鯉

7位 モグライダー

6位 もも

5位 ロングコートダディ

4位 オズワルド

3位 真空ジェシカ

2位 ランジャタイ

1位 敗者復活

 

でした。

結構自信があったのですが結果的には大ハズレとなってしまいました。

 

いやー難しい!!

なんかもう、わかんないよ!!

 

とりあえず、ランジャタイを2位予想したのだけは今めちゃめちゃ後悔してますw

 

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1番 モグライダー 637点 8位

トップバッターはモグライダー。

美川憲一のさそり座の女を題材にしたネタ。

「おうし座の女ですか?」「双子座の男ですか?」とひたすらさそり座の女以外の可能性を潰していくというわけわからないことをやっていますw

でもバカなことをやっているようで実はきちんと理にかなっていて、「いいえ私はさそり座の女」と言うってことは誰かに星座と性別を当てずっぽうで尋ねられてるってことですもんね。

 

松ちゃんの「二人とも声が良い」と言うコメントや志らく師匠の「さそり座の女がなぜいいえで始まるのかわかった」というコメントに同意です。

 

このパターンで色んな楽曲で色んなパターンを作っていけたら面白いと思うし、他のネタももっと見たいと思いました。

トップバッターとしてしっかりと役目を果たしたのではないでしょうか。

 

2番 ランジャタイ 628点 10位

僕が2位予想をしていたランジャタイ。

完全に今年の「上沼恵美子に嫌われる枠」になってしまいましたw

もはやどんなネタかって説明もできない。

猫が風で飛んできて、耳から体に入って、体内のコックピットで人間を操縦して、将棋ロボにして、スリラーを踊ってムーンウォークしてましたよね。

いや何これ??w

 

ネタの途中でこれは上位は無理だなって思っちゃいました。

予選のiphoneを作るネタはまだわかりやすい方だったんですねw

 

志らく師匠が「バカうけかシーンとなるかどっちか」と言っていましたが、まさしくそんな感じがしましたね。

僕は爆発する方に賭けたのですが、残念ながらえみちゃんにも嫌われ最下位となってしまいました。

でもしっかりと爪痕を残せたと思うしこれからもあのスタイルを貫いてほしいです。

 

3番 ゆにばーす 638点 同率6位

男女の友情はアリかナシかでディベートをするネタ。

男女コンビの強みを最大限に活かしていました。

オール巨人も言っていましたが、川瀬名人が少し気合が入りすぎていたように見えましたねー。

M1のために芸人になったんだからそりゃ気を抜けという方が難しいですよね。

 

ジェンダーの問題とか時代の流れ的に、少しハラちゃんを扱いづらくなってきてるのかなという感じがしました。

 

4番 敗者復活(ハライチ) 636点 9位

4番目は敗者復活枠。僕はこの枠は男性ブランコと予想していてそのまま優勝すると思っていたので、この時点で大幅に予想が狂いました。

敗者復活戦でも男性ブランコは面白かったし観客にもウケていたと思うんですけどねー。

 

ハライチのネタは、いつもの澤部がノリツッコミをするスタイルではなく、岩井が自分がやりたいことを否定されて子供のようにガチギレして暴れるという斬新なネタ。

面白いのは面白いのですが、少しワンパターンだったかなと思います。

 

しかしここにきてハライチが新しいスタイルで挑んだということや、澤部ではなく岩井に焦点が当たっていたと言うのが嬉しかったです。

特別ハライチファンや岩井ファンというわけではないのですが、いわゆる「じゃない方」と言われている芸人が輝くのは良いですよね。

 

5番 真空ジェシカ 638点 同率6位

「カウントダウンTVのメガネのやつです」に始まり、江夏の回転や駒澤大学のタスキ、二進法、キムタクのハンバーガーの食べ方などなどわかる人は笑えるというボケがふんだんに散りばめられていました。

僕は同世代ということもあり一個一個のボケが刺さりまくりました。

ボケもそうですがツッコミのワードセンスも今回随一だったのではないでしょうか。

最初の1日市長・10日副市長・5秒秘書・沖縄の苗字ばっかり・罪人と書いてつみんちゅのあたりはボケが渋滞していた気がします。

 

面白かったしもっと上位でもおかしくなかったのにと思いますが、その辺は順番の妙もあるかもしれません。

 

6番 オズワルド 665  2位

友達がいない畠中が、伊藤の一要らない友達を一人ちょうだいというネタ。

シュールな雰囲気の畠中にサイコパスな要素を取り入れてオズワルドの漫才がもう一段階進化した感じがしました。

 

去年の決勝で巨人師匠に「もっと大きな声で」松ちゃんには「静のオズワルドを見たかった」と言われていましたが二人ともを満足させるようなネタだったのではないでしょうか。

採点後、松ちゃんと巨人師匠に対して伊藤が「去年は中国とアメリカに見えたけど今はトムとジェリーに見える」と言ったのは今回の大会通してトップレベルのキラーフレーズだったと思います。

 

最終決戦に関しては一本目の方が面白かったので、予選のドライブのネタを持ってきてくれたら良かったのになーと思いました。

 

7番 ロングコートダディ 649点 4位

生まれ変わるとしたらワニになりたいけど、生まれ変わり先はランダムで決まるので肉うどんに生まれ変わるというネタ。

こういう頭空っぽにして見れるネタも良いですねー。どうやったらこんな設定が思いつくのでしょうか。

 

コントも普段からやっているだけあって、演技がうまいし表情だけで笑いが取れるのは強いですね。

ボケの堂前は「千原ジュニアの座王」でも大喜利などのお笑い能力を発揮していて、実力のあるコンビだと思うのでまだまだこれからに期待です。

 

8番 錦鯉 655点 優勝

合コンのネタ。

終盤の「紙芝居きた時何食べた?」「おじさんの乾燥したかかと見てみる?」「古今東西体の痛いところ」あたりの怒涛のボケでかなり会場が沸いていました。

 

うーん、、ただ僕はあまり笑えませんでした…。

こればっかりは好みの問題とか世代の違いがあるので仕方ないと思います。

審査員さんは錦鯉と歳が近い人が多いですし。

 

全然嫌いなわけではないんですけど、「優勝かぁ…」という気はどうしてもしてしまいます。

順番も良かったんでしょうね。

 

9番 インディアンス 655点 3位

いつも通りハイテンションでボケまくるネタ。

「楽天モバーイル!」のところは面白かったです。

でもこれも好みの問題ですが、それ以外はあんまり笑えなかったんですよねぇ。

錦鯉に続き僕が下位予想していた2組が最終決戦に進み、段々と自分の笑いの感性を疑い始めてきました。。。

 

ただ、最終決戦の回鍋肉のくだりやサザエさんのくだりは笑えました!

良かった。ホっ。

 

10番 もも 645点 5位 

見た目が真逆の二人がお互いの顔を偏見でいじり合うネタ。

「転売目的顔」「車掌顔」「変身ベルト顔」「亀田一家顔」「三つ折りマジックテープ顔」などなど、確かに!と思わせる絶妙なところをよくもまあこれだけ思いつくもんだなと感心しました。

テンポもいいし、松ちゃんから「3年後優勝顔」と言われたのはめちゃくちゃ嬉しかったのでは。

 

大会総評&敗者復活で面白かったコンビ

個人的な感想としては、やはり上位予想していたコンビに優勝してほしかったので悔しい気持ちはあります。3連単も自信があったので、かすりもしなかったのはショックです。

 

錦鯉やインディアンスを下位予想していたことからもわかるように、採点結果に対して思うところはあります。

順番に得点が左右されるべきではないんでしょうけど、やっぱり順番は大いに関係あると思います。

終盤に錦鯉やインディアンスのようなテンション高い芸風のコンビが来ると、会場の雰囲気も相まって点数が高くなるという事実は否めない気もします。

 

個人的には決勝の10組の中では真空ジェシカが一番おもしろかったですね。

 

あと、僕は敗者復活で男性ブランコが勝ち上がってそのまま優勝すると予想していたので、その世界線を見てみたかったです。

ハライチではなく男性ブランコが上がってきていたどうなっていたのでしょうか?

また全く違う結果になっていたかもしれませんね。

 

あと、今年のM-1は全体通して大爆笑のコンビはいなかったように思います。

特に最終決戦は尻すぼみになっていたような気がしますねー。

 

M-1決勝より敗者復活戦の方が面白い組が多かったような気もします。

男性ブランコ・ヨネダ2000・マユリカは決勝でもかなり笑いを掻っ攫ったんじゃないかなと思います。

 

 

色々と今年のM1への不満も書いてきましたが、こういった感想をひっくるめて「今年のM1は面白くなかった」でまとめたくはないんですよ。

人それぞれ好みがあって、それが合わなかっただけで。

でも自分の感性と審査員や世間の人の感性がズレてきてるのかな?って思うところはあって。

やっぱり自分が面白いものをみんなも面白いと思ってくれる方が楽しいじゃないですか。

なのでこの記事を読んで少しでも同じような感想や予想をしていた人がいたらとても嬉しいなと思います。

 

いやーそれにしても難しい!順位予想は難しい!

今回改めて感じましたね。見る人によってこんなに感想が違うのかと。

だからこそ3連単当てたら気持ちいいだろうなー。

今年も去年に続き全く惜しくもない予想になってしまいましたが、来年も再来年も、M1が続く限り順位予想チャレンジを続けたいと思います!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます!(^^)/

 

去年のM-1記事はこちら↓

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M−1グランプリ2021直前!優勝コンビ&3連単&敗者復活予想!

 

red theater curtain
来たる12月19日日曜日にM-1グランプリ2021が開催されます!

 

マヂカルラブリーの優勝で幕を閉じた2020年のM-1グランプリ。

M-1が始まってからちょうど20年目の節目の今年、この記念すべき大会で優勝するのは果たしてどのコンビか??

 

今年もGYAO!で公開されている予選の動画を参考に全順位を予想していきます!

 

10位 インディアンス

youtu.be


3年連続の決勝進出で、すっかり常連となったインディアンス。去年は敗者復活枠でトップバッターを務めましたね。

常にハイテンションなネタでとにかくボケまくる。
しかし緩急がないというか、忙しないというか…。
見慣れてしまったというのもあるかもしれませんが、大爆笑は望めないかも…。

 

9位 ゆにばーす

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3年ぶり3回目の決勝進出。
初出場した時はハラちゃんのインパクトが強かったですがすっかりキャラも浸透してきましたね。

期待はしているのですが、ボケに対するツッコミがイマイチはねないのが残念。
川瀬名人がちょいちょい甘噛みなのも気になる…

2017年の初出場の時の方が面白かったなーというのが素直な感想です。

 

8位 錦鯉

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好きな人はたまらなく好きな錦鯉。
個人的にはトレンディエンジェル的な面白さなのかなと思います。

こちらも去年の初出場のインパクトがデカすぎてそれ以上の爆発は望めないのではないでしょうか。

7位 モグライダー

youtu.be


初出場。
ツッコミの芝は、オリラジ藤森のルックスにアンタッチャブル柴田のツッコミを融合したような感じがします。

3回戦のネタは「最近痩せてきた玉置浩二に曲の直前に色々な食べ物を食べさせる」という文字に起こすと余計に意味がわからないネタ。

まんじゅうの食べ方がリズム天国の食べ方で笑いました。「ヨヨットトハイヨ!」のやつねw

リズム天国をやり込んだ僕にクリティカルなネタでした。

 

6位 もも

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初出場。
真逆な見た目の二人がお互いのルックスを偏見にまみれた言葉でいじり合うというネタ。

とてもテンポが良く、聴いていて心地良いです。

ミルクボーイの行ったり来たり漫才のように、新たな漫才の形を確立させていますね。

ひとたび会場の雰囲気を掴んでしまえば大爆笑に繋がる予感がします。

 

5位 ロングコートダディ

youtu.be

初出場。

宇宙人にさらわれた出来事を伝えるというネタ。

「ポンパンプクパ」で「そんなんすんな」「パピパパン」で「らちアカン」といったワードはシンプルだけど面白い。

漫才もコントもできてネタも豊富で振れ幅も大きいので決勝でのネタに期待です。

 

4位 オズワルド

youtu.be

3年連続3回目の出場。

「林家ドライバー」「車下猫(シャカネコ)」など、おもしろオリジナルフレーズが散りばめれらていてとても面白かったです!

話の展開も面白く、完成度が非常に高い!

去年の決勝では審査員の松ちゃんからは静かなオズワルドを求められ、オール巨人からは「もっと大きな声で」と真逆のアドバイスをされていましたが今年はどんなスタンスで挑むのか。両審査員のコメントも要チェックです。

 

3位 真空ジェシカ

youtu.beしょっぱなの「オトナ帝国の逆襲の眼鏡のヤツでーす」で心を掴まれましたwめっちゃ似てるw

その後も「アメリカの大学と同じ」「生活水準が低い」など少しひねったボケと考えさせるツッコミが光っていました。

出番順によっては上位に食い込むのではないかと予想しました。

 

2位 ランジャタイ

youtu.be訳わからなすぎて爆笑しましたw
ツッコミのバカリズム感とボケの劇団ひとり感がたまらないですねw

iPhoneの作り方を教えてると思ったら、間違えて五木ひろしの作り方を教えちゃってたというマジで何一つ意味がわからないネタですが、声出して笑いました。

トップバッターには絶対になってほしくないですw

 

1位 敗者復活

1位は敗者復活から勝ち上がったコンビだと予想します!!

そして敗者復活の中から這い上がるのは…

 

男性ブランコ!!

youtu.be

 

敗者復活組のネタも全て見て、一番面白さと安定感を兼ね備えているのは男性ブランコかなと思いました!

「阿佐ヶ谷姉妹のオス」「準女将」「9本の指」「全治癒」などワードセンスが秀逸。

順番がよければ優勝も狙える実力があると思います・

 

優勝はランジャタイと迷ったのですが、ランジャタイを優勝予想する自信が僕にはなかった…

 

順位予想まとめ

M-1グランプリ2021の予想をまとめていきます。

 

・優勝コンビは敗者復活枠

・3連単は1位敗者復活、2位ランジャタイ。3位真空ジェシカ

・敗者復活は男性ブランコ

 

です!!

 

下位に予想したコンビには申し訳ないですが、決して嫌いとか面白くないというわけではないです!

あくまで個人の感想として順位をつけるとこのような結果になりました。

 

一人の視聴者としてより番組を楽しむための戯言と読み流してくれれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございます(^ ^)

【M-1グランプリ2020】決勝の順位結果と感想!マヂカルラブリーのM-1ストーリーは優勝で完結!

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M-1グランプリ2020感想

年末の国民的行事・M-1グランプリ2020が終わり、今年も新たなチャンピオンが誕生しました!!

 

M-1グランプリ2020チャンピオンは……

 

マヂカルラブリー!!

 

野田クリスタルは今年のR-1ぐらんぷりに続いての優勝で、霜降り明星・粗品以来の2冠ですね!

 

すごい!おめでとう!!

 

いやーしかし今年は全く予想のつかない展開になりました。

 

 

順位予想記事で僕は

1位東京ホテイソン

2位オズワルド

3位見取り図

 

と予想していました。

結果、東京ホテイソンは最下位という結果に終わってしまい、順位予想は大外れでした(;´・ω・) 

この3連単的中した人いるのかな??

 

ってくらい大波乱のM-1グランプリ2020決勝を出番順に振り返っていきます!

 

1番 敗者復活インディアンス 625点 7位

1組目は敗者復活から勝ち上がったインディアンス。

 

敗者復活から勝ち上がるのはぺこぱだと予想していたので、これまた予想が外れてしまいました(;´・ω・)

 

インディアンスは去年も決勝に出場していましたが、ネタを飛ばしてしまったこともあり本領を発揮できませんでした。

 

しかし今年は敗者復活の勢いそのままに、去年よりも進化していました。

「何見とんねんコラ」をハモったところは最高に笑いました。

 

 

インディアンスの面白いところは、ボケのたぶっちゃんがひたすらふざけ倒しているはずなのに、実はツッコミきむが「ヤンキーやらせてもらってた」とか変な日本語を使っていて、たぶっちゃんがそれに対してツッコミを入れているんですよね。

でも見ている側はたぶっちゃんがボケにしか見えないという。

そう考えるとかなり高度なことをしているのでは…?と思えてきます。

 

残念ながら7位に終わりましたが、敗者復活からいきなりトップバッターで会場を盛り上げたのはさすがです!

2番 東京ホテイソン 617点 10位

2組目は僕の優勝予想コンビ・東京ホテイソンです。

優勝予想するからにはもちろん応援していたので、正直もっと後の方で登場してほしかったです…。

 

なぞときというネタ選びも最近のトレンドに乗っかってるし、「これはいけるぞー!」と思ったのですが点数が全然伸びませんでした。

 

優勝予想しているからとかは抜きにしても、僕の中では3・4番目くらいに笑ったんですけどねー?

 

ただ、ネタ後の審査員のコメントで、

上沼恵美子「ホテイソンの世界観をわからせるには時間が短い」

オール巨人「観てる方が頭を使わないといけない。ツッコミというのは観客の代弁者でないといけない」

的なことを言っていて、なるほどなぁと思いました。

 

確かに観てる側が思っていることや気になっていることをツッコミがズバッと言ってくれたらスッキリするし、僕は東京ホテイソンのスタイルを既に知っているからすんなりその世界に入ってネタを楽しめたのかなぁと思います。

 

かといってネタが浸透し過ぎていても飽きられるでしょうからねぇ。

改めて去年のミルクボーイはすごかったんだなぁ。

3番 ニューヨーク 642点 5位

3組目は去年最下位のニューヨーク。

「爆笑エピソード」と称し、細かい犯罪を披露していくというネタ。

 

生のレバ刺しとか無料サイトで漫画読んだとかおでんツンツンとか、絶妙な社会の闇をついてきていて、ニューヨークらしさをこれでもかというくらい出せたのではないかと思います!

去年の歌ネタはちょっと全国版に寄せてきていた感じがありましたからね…w

 

あとこのネタのスタイルはちょっと爆笑問題っぽいなと思いました。

もちろん良い意味で!

爆笑問題は常に最新の時事ネタを取り上げていますが、少し古めの軽犯罪ばかりを扱うネタというスタイルを開拓していってもいいんじゃないでしょうか。

 

結果は5位ですが、今年は松ちゃんにも褒められて去年の雪辱を晴らせたと思います。

4番 見取り図 648点 3位

4組目は3年連続出場の見取り図。

 

マネージャーのネタで、まず最初のツカミが「ナンチャン」はずるいw

みんな大好きですからね、ナンチャンは。もう名前が出ただけで笑っちゃいます。

 

5秒前をゴボウ前と噛んでしまったのはやっぱりどうしても気になりました…。

中川家礼二はネタ後に「噛んでからよく立て直した」と言っていましたが、個人的には「ゴボウ前」以降少しぐだついてしまってように感じました。

 

ドンキーコングのマネはかなりツボったのですが、あれ分かる人ってどれくらいいるんだろう?w

 

3位通過で見事最終決戦に進出しました。

5番 おいでやすこが 658点 1位(最終2位)

5組目はユニットコンビ・おいでやすこがです。

僕は事前予想では最下位だと予想していました。

 

いやはや、1位と10位の予想が全く真逆とは。大外れもいいところです。

ある程度はウケるだろうなと思っていましたが、まさか1位通過とは。

 

本人たちが一番びっくりしていましたもんね。

まぁこれに関しては順番もかなり影響しているでしょうねー。

でも実際かなり笑いました。

予選の時と同じネタだったのですが、予選の時より小田のツッコミに動きも加わり、かなり面白くなっていました。

 

まさかおいでやす小田がR-1ぐらんぷりの舞台より輝く日がくるとはw

6番 マヂカルラブリー 649点 2位(最終1位)

6組目は3年ぶり登場のマヂカルラブリーです。

 

まず登場する時に正座していた時点でめちゃくちゃウケていました。

自己紹介のツカミ「どうしても笑わせたい人がいる男です」はオモロカッコよすぎる!

 

最初に丁寧に食事マナーのフリをしておいて、その後は安定の野田クリスタル劇場。

心臓を手でくり抜いてつぶすくだり、ツッコんでなかったけどアレっHUNTER×HUNTERのキルアのマネだよね?w

観客と審査員の何割にあのネタが伝わっているのだろうか…。

 

んで、さんざん暴れておいてオチで丸太を斜めにおいて「終わり」はマヂカルラブリーらしからぬ、伏線をきちんと回収したキレイなオチで感動しました。

 

ネタ後に上沼恵美子と3年ぶりにいったいどんな絡みを見せてくれるのかと期待していたら、「何にも覚えてないわ!」のセリフと上沼恵美子の顔のアップで爆笑しました。

最初はネタで言っているのかと思っていましたがどうやら本気で覚えてなさそうですねw

いや、すごいわ上沼さんは。やめるなんて言わないでずっといてほしい。

7番 オズワルド 642点 5位

7組目は2年連続出場のオズワルドです。

「畠中」という名前がア段ばかりで口に物を入れられそうだから改名したいというぶっとんだネタ。

 

「いなり産む人」「まのセキュリティ」「激キモ通訳」「ひてぃにき」などなど、面白ワードがふんだんに散りばめられていて、すごく面白かったです。

オール巨人の「オシャレで上品な漫才」という表現がすごくしっくりきました。

 

ネタ後、松ちゃんは「静のオズワルドを求めてた」と言い、オール巨人は「最初からもっと大きな声でいった方が良かった」と、真逆のアドバイスをされていました。

 

個人的には去年のオズワルドには爆発力が足りないなーと思っていたので、今年は徐々にヒートアップしてくるネタでかなり良くなっていると思いましたけどねぇ。

2位予想していたので残念です。

8番 アキナ 622点 8位

8組目は4年ぶりの出場・アキナです。

好きな同級生を楽屋に呼んで、いいところを見せようとするネタ。

8位という結果の通り、「うーん…」という感想でした。

 

僕の中では最下位ですね…。全然笑えなかったです…。

アキナは2回戦のネタも観たのですが、そちらも「うーん…」という内容で、でも実力者だし、決勝では良いネタを用意しているんだと期待していました。

3連単でも上位予想が多かったですもんね。

 

うーん…。どうしてこうなったんだろう…。わからない…。

立川志らく曰く、「テクニックは1番あるけど、観客がそこについていけなかった」とのこと。

うーん…。わからない…。

9番 錦鯉 643点 4位

9組目は大会最年長・錦鯉です。

長谷川さんが「パチンコ台・CRまさむね」になりたいというネタ。この時点で何言ってるかわからないw

 

「レーズンパンは見た目で損してる」を連呼していましたが、最初なんて言ってるか聞き取れませんでした。(審査員コメントでナイツ塙が「もっと歯があればレーズンパンをしっかり言えたのに」と言っていました。)

 

なーんか僕はあんまり笑えませんでしたねー。

49歳っていう年齢が審査に加味されているような気がして、いまいち納得がいかないです。あれを若手がやったら笑えるかっていう話ですよ。

 

もう少し何度も彼らを観たら徐々にハマってくるのでしょうか。

10番 ウエストランド 622点 8位

ラストはウエストランドです。

ツッコミの井口が「女性にモテない」「かわいくて正確が良い子なんて存在しない」ということを軸に、モテない男の恨みつらみを語っていくネタ。

 

ウエストランドも応援してたんですけどねー。やっぱりというかなんというか。こういう芸風は今はウケないですよねー。

 

松ちゃんの「もっと(言葉で)刺してほしい」「最後まで何漫才かわからない」というコメントは確かになーと思いました。

 

6・7年ぐらい前の方がもっと刺さるツッコミしてましたよウエストランドは!

彼らが変わったのか時代が変わったのか…。おそらく後者でしょうね…。

最終決戦

最終決戦は3位の見取り図→2位のマヂカルラブリー→1位のおいでやすこがの順。

 

1本目同様正統派の漫才をした見取り図、激しく揺れる電車でひたすら身体を動かしていたマヂカルラブリー、ずっとハッピーバースデーの歌を歌ってそれに突っ込んでいたおいでやすこが。

 

ずば抜けて面白い組はなかったので最後までどのが優勝するか本当にわかりませんでした。

個人的には見取り図かな~と思っていました。

 

しかし!優勝したのはマヂカルラブリー!!

 

うん!もうね!おめでとう!!

 

野田クリスタルの「最下位取っても優勝できる」は芸人以外の全ての人にも刺さったんじゃないでしょうか。

 

思い返せば、3年前に上沼恵美子に怒られて最下位になり、去年のM-1では敗者復活戦の会場から「えみちゃん待っててねー!」と叫び、今年のR-1ぐらんぷりで優勝した時には「えみちゃんありがとー!」と叫び、そして今回M-1で優勝し、叫んだ言葉が「えみちゃん辞めないでー!」。

 

もうこれ主人公じゃん。こんな見事なサクセスストーリーなかなかないですよ?

 

ここまでは3年前から描かれていたマヂカルラブリーの壮大な物語。

それが今日ついに完結。

次は一体どんなドラマが待っているのか。

 

ほんっと、M-1って面白いですわ。

大会総評

 今年はまずM-1が無事開催されたことに本当に感謝。

オープニングとかすごく感動したもんね!

本当に世界中みんな大変な年で、M-1開催も危ぶまれたし、各地のお笑い劇場も自粛を余儀なくされた。

 

それでも、「漫才は止まらない!」

ここ本当にカッコよかった!

こういう演出ってやり過ぎるとシラケるんだけど、M-1はもうやりす過ぎるくらいやり過ぎても全然大丈夫!

ドンドンかっこつけてください!!

司会の今ちゃんも言ってたけど、芸人がマスク外すシーンは特にカッコよかった!

 

強いて一つだけ今年の演出にケチをつけるなら、出番前の移動中の女性のナレーション、あれ要ります??

なんかあそこだけ要らないなぁとずっと思ってました。

 

けど、あの部分は「感染対策で移動距離を伸ばした結果、必然的に尺が余っちゃうから仕方なく入れたんだろうな」って今自己解決しました。

たぶん来年はないはず。

 

例年は後半の8・9・10番くらいでも会場が盛り上がってガンガン順位が入れ替わるんだけど、今年は6組目のマヂカルラブリー以降暫定ボックスに残ることはなかったからちょっと尻すぼみになっちゃった印象。

最終決戦もみんな1本目の方がウケてたもんね。

 

 

順位予想に関しては、優勝予想の東京ホテイソンが最下位、最下位予想のおいでやすこがが2位とこれでもかというくらい逆張りをしてしまったのですが、今改めて読み返してみるとところどころ当たっている予想もあって面白いです。

よかったらこちらも読んでみてください。

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さて、マヂカルラブリーの優勝でまくを閉じたM-1グランプリ2020!

これからの彼らの活躍に注目です!

 

そしてまた来年のM-1グランプリも全力で楽しみたいと思います!

来年こそは3連単予想当ててやる!!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます!(^^)/

 

M-1グランプリ2021の感想はこちら↓

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M-1グランプリ2020!今年もやります!優勝&敗者復活&全順位予想!3連単を当てて豪華景品をゲットしよう!

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M-1グランプリ2020順位予想

今年もM-1グランプリの季節がやってきました!

 

史上最高とも称され、ミルクボーイの優勝で幕を閉じたM-1グランプリ2019から早1年。

12月20(日)にM-1グランプリ2020が放送されます!

 

今年はいったいどんなドラマが待ち受けているのでしょうか。

 

昨年当ブログの同企画にて、M-1グランプリ2019の最終決戦進出の3組を見事的中させた僕が、今年も全10組の順位を大予想しちゃいます!!

 

今年もTwitterにて豪華賞品が当たる3連単順位予想キャンペーンが開催されています!

もしよかったらこの記事を参考にしてみてください!

(予想が外れたらごめんなさい!)

 

決勝進出コンビ紹介&順位の予想方法

 M-1グランプリ公式twitterアカウントが発表したように、準決勝を勝ち上がり決勝の舞台に進んだのは

 

オズワルド(2年連続2回目)

ニューヨーク(2年連続2回目)

おいでやすこが(初出場)

マヂカルラブリー(3年ぶり2回目)

東京ホテイソン(初出場)

アキナ(4年ぶり2回目)

錦鯉(初出場)

ウエストランド(初出場)

見取り図(3年連続3回目)

 

の9組です!

 

12月20日(日)に放送される決勝戦では、この9組にさらに敗者復活戦から這い上がった1組が加わり、10組の中から日本で今一番面白い漫才師が誕生します!!

 

いや~今からワクワクが止まりませんね。

 

さて、それではさっそく順位の予想をしていきます。

 

順位予想の方法は去年同様、完全に僕の独断です。

当たり前といえば当たり前ですが。

 

今回はYoutubeのM-1グランプリ公式サイトチャンネルに投稿されている、2回戦のネタを観て順位予想をしていきたいと思います!

 

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 10位 M-1初のユニットコンビ

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10位予想はM-1決勝初のユニットコンビおいでやすこがです。

 

普段はピン芸人として活動するおいでやす小田とこがけんが、コンビを組んでM-1の舞台に殴り込みです。

 

ユニットコンビと言えば、過去にはカンニング竹山と山崎邦正の特別ユニット「竹山崎」などがM-1予選に出場していますが、決勝戦に進出したユニットコンビは史上初めてです!

 

おいでやす小田は「R-1ぐらんぷり」で、こがけんは「細かすぎて伝わらないモノマネ」などで活躍していますが、コンビとしてのネタはそれぞれのピンネタをそのまま漫才の形に落とし込んだ感じでしょうか。

 

ピン芸人としては二人とも好きなのですが、漫才の大会としては残念ながらこの順位になるのではないでしょうか。

 

「中盤以降に登場して暫定ボックスにも残れずに小田が大声で怒る」というのが一番おいしい気がします。

 

9位 お笑いは復讐だ!

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9位予想はウエストランドです。

 

ウエストランドは2012年頃のTHE MANZAIで初めて観た時から好きなのですが、いまいち日の目を浴びずにいました。

 

すごく個人的なことで申し訳ないですが、ツッコミの井口が友人に似ていてついつい応援しちゃうんですよね。

 

実は「笑っていいとも!」の隔週レギュラーに抜擢されていて、あの伝説の最終回にも出演しているのですがほとんど誰も覚えていないという……。

 

「お笑いは今まで何も良いことがなかった奴の復讐だよ??」

というネタ中のセリフが印象的で、社会への怒りとか女性への偏見とかひがみとかが彼らの最大の持ち味だと思います。

 

そういう人間の「負」の部分が面白いと思う反面、今のご時世にはなかなかハマらないだろうなぁというのが正直な感想です。

 

言わば「ぺこぱの真逆のお笑い」を彼らはやってますからねぇ。

 

ぺこぱの「誰も傷つけない肯定的な笑い」が人気を得ている中、ウエストランドの「無作為に人を傷つける笑い」がどれだけ受け入れられるのか。

気になるところではあります。

 

8位 このネタはちょっと……

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8位予想はアキナです。

 

4年ぶりのM-1決勝進出ということで、M-1決勝に関しては今回最古参のコンビ

 

キングオブコントの決勝にも何度も出場しており、実力は折り紙付きのコンビですが、この2回戦のネタは個人的に「うーん……」という印象です。

 

きっと他にも面白いネタをたくさん用意していると思うので、決勝で良い意味で予想を裏切ってくれることを期待しています!

 

7位 M-1ファイナリスト最年長

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7位予想は錦鯉です。

 

いや、彼らは一体何者なんでしょうか??

昨年の敗者復活戦で会場をどよめかせていたことは覚えていますが、まさか決勝に進出するとは。

 

彼らのバックグラウンドを調べ出すと、そっちが印象に残ってしまい順位予想に支障が出ると判断したので詳しいことは調べないことにしますw

 

ただわかっていることは、ボケの長谷川さんがM-1ファイナリストの歴代最年長の49歳であることと、M-1ラストイヤーが56歳だということだけです。

 

結果がどうあれ、彼らが会場やお茶の間を騒然とさせることは間違いないでしょう。

 

6位 最下位からの逆襲

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6位予想はニューヨークです。

 

昨年に引き続き2年連続2回目の出場となるニューヨーク。

 

昨年は期待していたのですが残念ながら最下位という結果に終わってしまい、さらには審査員の松ちゃんに「好みじゃない」と言われてしまいました。

 

昨年の歌ネタはニューヨークらしからぬ「置きにいった」ネタだと思ったので、今年はもっと攻めにいってニューヨークらしさを出したらいいのではないでしょうか。

今年は松ちゃんに褒められるようにがんばりましょう!

 

5位 えみちゃんとの再会

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5位予想はマヂカルラブリーです。

 

3年前に決勝に進出して上沼恵美子に怒られて以来の出場です。

3年前に生放送の晴れの舞台でこれでもかというくらいしこたま怒られて、あわや放送事故になりかけましたが、よくよく思い返すとあの場面があの年で一番おもしろかったかもしれません。

 

さらにマヂカルラブリーと上沼恵美子のストーリーには続きがあって、2019年のM-1グランプリで野田クリスタルは敗者復活戦の会場から中継で上沼恵美子に

「えみちゃん待っててねー!」

と叫び、更に翌年の2020年R-1ぐらんぷりで優勝した時には

「えみちゃんありがとー!!」

と、その場にいない上沼恵美子に対して感謝の言葉を叫んでいました。

 

さて、今年は上沼恵美子とどんな絡みを見せてくれるのでしょうか。

正直、ネタよりもそっちの方が気になります。

 

4位 敗者復活枠

4位には敗者復活枠からの勝ち上がりがくるのではないかと予想しています。

そういえば去年の敗者復活枠の和牛も4位でしたね。

 

この枠にどのコンビがくるのかは後述します。

 

3位 新たな笑い飯枠??

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3位予想は見取り図です。

 

3年連続となる3回目の出場で、今大会の最多出場コンビです。

 

2年前は9位、去年は5位と着実に順位を上げてきています。

今年も順位を上げることはできるのでしょうか。

 

ただ、こういう常連コンビはなかなか優勝しづらい傾向があります。

決勝の常連だった和牛もジャルジャルも優勝できませんでした。

(笑い飯は優勝しましたが。)

 

常連になればなるほど真新しさがなくなってしまうというジレンマがあります。

見取り図はそのジレンマに打ち勝つことができるか。

 

2位 順番に泣かされた2019

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2位予想は2年連続2回目の出場オズワルドです。

 

昨年の大会では史上最高得点で優勝したミルクボーイの次の出番ということで、会場がミルクボーイの余熱を帯びたままでの出番となってしまいました。

 

しかし今年はネタも去年より洗練され、感情の起伏とかツッコミのフレーズにもインパクトが増し、昨年より数段面白くなっています。

 

一度ハマればとことんハマりそうです。

 

優勝はこのコンビだ!!

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栄えある優勝コンビは東京ホテイソンだと予想します!

 

ショーゴのボケに対してツッコミのたけるが

「い"ぃ"やぁ○○○○!!!!」

備中神楽の囃子言葉風にツッコむという独特の形。

 

ツッコミのたけるが幼少期から実際に備中神楽の舞台に立っていたということもあり、とにかく良い声!

 

そしてボケてからの絶妙な間によって、観てる方もどんなワードでツッコむのか考えちゃうんですよね。

 

そしてその斜め上を行くツッコミが返ってくる。

いやぁ、面白いですね。

 

去年のミルクボーイやぺこぱが新しい漫才の形を確立したように、単に面白いというだけでなく、新しい型という点が評価されるのではないでしょうか。

 

ただネタの性質上、手数が少なくなってしまうのが気がかりですね…。

この2回戦のネタは歌ネタということもあり、一つのやりとりにかなり時間がかかってしまいます。

 

時間を上手く使って、1つ目のツッコミがウケたらそのまま一気に優勝まで突き抜けられる気がします。

逆に、尻上がりに面白くなっていくというタイプではないので、一つ目のツッコミが滑るとそのままズルズルいってしまう可能性もあります。

 

敗者復活を勝ち上がるのはこのコンビ!

準決勝に進出した16組の中から、敗者復活戦を勝ち上がった1組だけが決勝戦にコマを進めることができます!

 

その16組は

キュウ

ダイタク

カベポスター

ロングコートダディ

コウテイ

日本の社長

タイムキーパー

ゆにばーす

滝音

学天即

からし蓮根

ランジャタイ

インディアンス

祇園

金属バット

ぺこぱ

 

です。

 

この16組の中から視聴者投票で1組が選ばれます。

こちらも16組全てのコンビの2回戦のネタを観ました。

 

その結果、決勝戦に進出すると僕が予想するのは………

 

滝音!!

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ですが、やっぱり視聴者投票ってことを考えるとぺこぱかなあ!!

 

難しい!!

 

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ぺこぱの2回戦のネタは昨年の決勝のネタとフォーマットが同じだったので、真新しさはなかったです。

 

だけど、ここにきてまた少し変わったネタを敗者復活戦で用意してきているなら、ぺこぱの決勝戦進出も十分あり得ると思います。

 

敗者復活戦の視聴者投票は、どうしても知名度があって既にファンを獲得しているコンビが有利ですからねー。

 

 うーん。

ここは当てにいって、ぺこぱと予想しておきます。

個人的にも新しいぺこぱが観たい!という期待も込めて。

 

順位予想まとめ~3連単キャンペーンに参加して損はない!~

改めて全順位予想をまとめると、

 

1位 東京ホテイソン

2位 オズワルド

3位 見取り図

4位 ぺこぱ

5位 マヂカルラブリー

6位 ニューヨーク

7位 錦鯉

8位 アキナ

9位 ウエストランド

10位 おいでやすこが

 

となります!

 

昨年も書きましたが、結局のところふたを開けてみないことには本当にわからないです。

保険をかけるわけではありませんが、もう本当に全くかすりもしない順位になるかもしれません。

 

順番、会場の雰囲気、審査員の好み、ネタ選び。

 

さらに今年はコロナウイルスの影響で、会場に一般客を入れるとしてもかなり人数は例年より少なくなるだろうし…。

 

本当にどうなるかわからない。

予想はどこまでいっても予想でしかありません。

 

だけどもしも3連単が当たったら儲けもの。

 僕は去年軽い気持ちで3連単予想キャンペーンに参加しましたが、3連単に予想した3組が最終決戦に残ったことで、最後の最後まで興奮して楽しみながら番組に参加することができました。

 

 あなたもぜひ3連単予想キャンペーンに参加して、M-1グランプリをさらに楽しみましょう!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます(^^)/

 

M-1グランプリ2019の事前予想記事はこちら↓

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