ぽぷら日和

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【感想】M-1グランプリ2022決勝順位結果と感想【復讐達成】

 

 

M-1グランプリ2022が終わりました。

史上最多となる7261組から頂点に立ったのは

 

ウエストランド!!

 

おめでとうございます!

 

最下位予想してしまい申し訳ない限りです。

今年も盛大に予想を外してしまいましたが、感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

事前予想順位

私の事前順位予想は

10位 ウエストランド

9位   さや香

8位   ダイヤモンド

7位   キュウ

6位   カベポスター

5位   ロングコートダディ

4位   敗者復活

3位   ヨネダ2000

2位   真空ジェシカ

1位   男性ブランコ

 

でした。

 

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3組目までは「3連単あるぞ!」という気持ちで観ていたのですが、4組目のロングコートダディの爆発で3連単の夢は砕け散りました。

特にウエストランドとさや香の最終決戦進出は予想できませんでした。

 

しかし大外れかと思いきや、最終決戦進出の3組を繰り上げればそれ以外の7組の順位は全て的中することになります。

と、無理やり自分を褒めておきます。

 

1番 カベポスター 634点 8位

トップバッターはカベポスター。

事前予想で「お前のいう通り〜だよな」のツカミが重要だと書いていましたが、ツカミはバッチリだったのではないでしょうか。

審査員の立川志らくさんにはそのツカミが面白すぎてその後尻すぼみになってしまったと言われていましたが。

 

カベポスターらしいキレイにまとまったネタで、トップバッターとして十二分に役割を果たしていました。

 

オチまでが本当にキレイで、流石圧巻の漫才でした。

トップは不利と言われているだけに、他の順番でも観てみたかったですね。

 

まさかカベポスターが暫定ボックスから1番に姿を消すとは思いもしませんでした。

個人的にはネタ終わりに松ちゃんとツッコミの浜田に絡んでほしかったです。

 

個人的採点 91点

2番 真空ジェシカ 647点 5位

2番目は真空ジェシカです。

持ち味を活かしてこれでもかというくらいボケを詰め込んでいましたね。

「派遣のニューウェーブ・人材智則」はめちゃめちゃ面白かったです。(敗者復活会場にいる陣内からアンサーがあったのも含めて)

 

去年よりもボケとボケの間隔を空けてわかりやすくなっていたように思います。

が、「韓国の受験生」「ノルウェーの刑務所」「グリム童話と同い年」など知識が必要なボケも多かったです。

HUNTER×HUNTERネタの「俺でなきゃ見逃しちゃうね」とかわかるネタはすごく面白いんですけどね。

 

会場はとても湧いていたので、やはりメインターゲットは平成生まれだなと再認識しました。

 

最終決戦行ける!と思ったのですが残念でした。

 

個人的採点 94点

3番 敗者復活オズワルド 639点 7位

3番目は敗者復活枠からオズワルド。

敗者復活戦を見る限りは令和ロマンの方がウケていたしとても面白かったので、決勝で令和ロマンを観たかったですが知名度の差でオズワルドに軍配が上がりましたね。

 

オズワルドが上がったからには頑張ってほしかったですが、敗者復活と同じネタだったのは正直がっかりしました。

M-1の人気は年々上昇しているので、それと比例して敗者復活を観ている人も多いと思います。

会場のお客さんが敗者復活を観ていたかどうかはわかりませんが、会場のウケ方的におそらく敗者復活を観ていた方が多かったのでは。

 

全体的に不発で終わってしまったという印象です。残念。

 

個人的採点 88点

4番 ロングコートダディ 660点 2位通過 最終3位

4番目はロングコートダディです。

ネタの中身は「マラソンの世界大会の変な走り方のヤツ」という大喜利に対して二人が延々と回答しているのですが、漫才という形に落とし込んで動きもつけて会場を大いに湧かせました。

 

ボケが入れ替わるのは笑い飯を彷彿とさせましたが、そこにさらに動きもつけて新しい形の漫才でした。

昔ドリームマッチで松ちゃんとウッチャンのコンビがやっていたネタにも少し似ていましたね。

 

審査員コメントの時の松ちゃんの

「(名前が)兎やし競争とかかってるのか」

というコメントはさすがでした。

 

個人的採点 92点

 

5番 さや香  667点 1位通過 最終2位

5番目はさや香です。

34歳で免許の返納をするというネタ。

 

ネタのテーマも面白いし、2人の掛け合いの熱量が否が応でも会場のボルテージを上げていました。

「佐賀は出れるけど入られへん」はキラーフレーズですね。

そういえば例年大会中の発言をtwitterのトレンドワードとして取り上げる時間がありましたが今年はなかったですね。去年からなかったのでしょうか?

 

さや香は去年の敗者復活のからあげの件もあって、どうなるかな〜と思ってたのですが良い意味で期待を裏切られました。

 

最終決戦後は「さや香優勝かな?」と思ったのですがそこでも予想が外れてしまいました。

 

個人的採点 94点

6番 男性ブランコ 650点   4位

6番目は男性ブランコ。

去年に引き続き優勝予想していたので応援していましたが、惜しくも最終決戦に残ることはできませんでした。

 

正直他のネタが観たかったなーと思いました。

ネタ始めいきなり噛んだところや、♪(八分音符)の向きを観客から見た向きで書いてほしかったなーとか細かいところが気になってしまいました。

 

個人的採点 90点

7番 ダイヤモンド 616点 10位

7番目はダイヤモンドです。

ネタ前のコンビ紹介Vでの煽り文句・「奇妙に輝くこの石は砕けないッ!」

はカッコ良いですね。

コンビ名をジョジョから取っているのかはわかりませんが、この煽りはジョジョラー歓喜。

 

審査員も言っていましたが、ネタとしては一辺倒で、笑うよりも感心しちゃいます。

予選ではウケていたので決勝の独特の雰囲気も影響したんでしょうね。

 

個人的には3回戦と同じネタだったので、同じテイストでも良いので他のネタも観てみたかったです。

 

個人的採点 85点

8番 ヨネダ2000 647点  5位

8番目はヨネダ2000です。

 

2009年のハリセンボン以来13年ぶりの女性コンビファイナリスト。

結成2年で最年少コンビ。優勝すれば女性初でさらに霜降り明星のチャンピオン最年少記録を塗り替えることになりますが、それは来年以降に持ち越しとなりました。

 

「イギリスで餅つこう」

というわけわからないネタですが、私は全組の中で一番声を出して笑いました。

 

「餅も君が一人なら〜♪』

これをM-1の決勝の舞台でやってしかも爆笑を掻っ攫うってとんでもないな!

 

個人的採点 97点

 

9番  キュウ 620点 9位

9番目はキュウです。

結成9年目のキュウが9番目ってすごい縁を感じますね。(そして9位)

 

事前記事でキュウは中盤以降に観たいと書いていたのですが、ヨネダ2000の後はイヤでしたね。

 

キュウの言葉遊びというか世界観は落語に近いものがあるので志らくさんは得点高いだろうなと思っていたら意外と低くて驚きましたが、しっかりとキュウの他のネタも観た上で今回のネタはハマらなかったようです。

 

審査員が口を揃えて「順番が悪かった」と言っていましたが本当にそうですね〜。

 

最後に「太田さんと同じ事務所だから云々…」とぶちこんでくれたのは良かったです。

 

個人的採点 90点

 

10番 ウエストランド 659 3位通過 優勝 

トリはウエストランドです。

 

これまでのウエストランドのネタを観てきて、M-1ではハマらないだろうと思って最下位予想していたら、まさかの優勝でした。

 

これでもかといつもより強めの毒を吐きまくり、会場の空気にうまくハマっていました。

その勢いのまま最終決戦も見事会場をわかせ、悲願の優勝を果たしました。

 

「見当違いの分析をするウザいお笑いファン」というワードが出てきて、流れ弾を喰らってしまいました。

そうですね、優勝コンビを最下位予想していた私は紛れもなく見当違いの分析をするウザいお笑いファンであります…。

 

ただ私はウエストランドが嫌いで最下位予想していたわけではないということだけはわかってください!

むしろ応援しています!本当です!

 

個人的採点 89点

大会総評&来年こそ3連単当てる!

というわけでウエストランドの優勝で幕を閉じたM-1グランプリ2022の感想をまとめていきたいと思います。

 

まず優勝したウエストランド。

2年前の決勝では「お笑いは今まで何も良いことがなかったヤツの復讐だよ?」とお笑いを復讐のための武器にしていました。

今回の優勝をもってウエストランドの(井口の)復讐は果たされたのではないでしょうか。

 

優勝したウエストランドが今後も毒を吐き続けるのか否かは少し注目したいところであります。

個人的には「優勝したのに全然売れないじゃねーかよ!」と恨み節を吐く姿を観たいかも。

 

 

審査員の変更については、やはり上沼恵美子がいなくなったのは大きいなと感じました。(巨人師匠もですが。)

松ちゃんが一番端の席に初めて座り、感慨深そうにしていたのがとても印象的でした。

紳助さんの話題が割と長めの尺で話されていたのも興味深かったですね。

 

代わりの審査員は、経験者の大吉先生は置いといて、山田邦子さんはどこか危なっかしいところがありましたね。

コメントを振られた時、毎回なぜか観てるこっちがハラハラしてしまいました。

序盤の「しんどい先輩」のくだり(水曜日のダウンタウンの企画)とか、こういうテレビ局の枠を越えたネタはお祭り感があって良いですね。

 

大会全体を通しては、カベポスターがしっかり良い空気を作ってくれて、終始盛り上がっていたのではないでしょうか。

 

私の最終決戦進出予想コンビの男性ブランコ・真空ジェシカ・ヨネダ2000もとても面白かったし、順位も4位・5位・5位とあと一歩のところでした。

来年こそは3連単当たりそう!

 

最後に、今年のM-1を総括して一言だけ!

 

 

ランジャタイの名前何回出るねん!!笑

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます(^ ^)

 

 

去年のM-1記事はこちら↓

 

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