ぽぷら日和

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【本屋大賞2020】流浪の月(凪良ゆう著)の感想!ネタバレなし!色んな作品や人物に例えてわかりやすく紹介

 夕飯にアイスクリームを食べてはいけないのか?
 

この質問に一体どれだけの人が応えられるのだろうか。

 

僕は「なんとなくダメ」だと思うし、もっともらしい答えを用意するのがめんどくさい。

 

だから食事は栄養のバランスがとれたものを食べる。それが僕の常識だ。

 

でもそれは誰かにとっての非常識なのかもしれない。

 

 

今の社会のすごくマッチした作品で、自由な生き方・多様性について考えさせられる。

 

少なくとも僕は「読んでよかった!」と思える一冊。

 

 

これから読む人のためにネタバレなしで軽く内容を紹介したい。

 

堅苦しい批評じゃなくて、「この部分はアレに似てるなー」っていうド素人のただの感想だから、既に読んだ人も良かったら気軽に読んでちょ。

 

 

この記事では

 

✅流浪の月の感想を

 

✅ネタバレなしで

 

✅色んな人物やキャラクターに例えてわかりやすく

お伝えしていくよ!

流浪の月を読んだ経緯と読む前の気持ち

2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの【流浪の月】。

 

作者のことも知らなかったし、この本のことも知らなかった。

 

この本を読んだ理由は言わずもがな、本屋大賞を受賞したから。

 

 

1か月に1~2冊程度しか本を読まない僕だが、Twitterでたまたま本屋大賞が発表されたことを知った。

 

本屋大賞作品発表の翌日、書店には大賞作品よりも僕が読んでみたいと思う作品がいくつか並んでいた。

 

でも、それらを押しのけて大賞を受賞したんだからきっとおもしろいに違いない。

 

そして僕はTSUTAYAの自動レジで苦戦しながら足早に帰った。

 

 

本の帯ってあるじゃん?

 

著名人とかの推薦文が書いてあるやつ。

 

そこには

 

「どんでん返しや衝撃的な展開はない。」

 

って書いてあんのよ。

 

 

いやないんかい!!

 

 

って思ったよ正直。

 

 

どんでん返しとか衝撃的な展開読みたいよ!!

 

みんなそういうの好きじゃん!?

 

読む前にそういうのないって言っちゃったよ!!

 

 

読む前からなんとなく、この作品は僕の苦手なジャンルなのかもしれないと勘ぐっていた。

わかりやすいあらすじ

主人公の女の子(更紗)は「浮世離れ」している両親の元で幸せに暮らしていたが、父が病気で亡くなり、自由奔放で我慢ができない母は新しい彼氏とともに更紗を置いて出ていってしまった。

 

伯母家族の元で「常識のある」生活を強要された更紗はある日、公園で父親の面影がある19歳の大学生(文)に声をかけられ家についていく。

 

文と更紗は幸せな2か月間を過ごしていた。

 

しかし、動物園へ行った際に警察に見つかり文は幼女誘拐の罪で逮捕されてしまう。

 

大人になった更紗は、「幼女誘拐事件の被害者」というデジタルタトゥーを貼られながら「普通」を演じて生きていた。

 

だがある時ひょんなことから文と出会ってしまう。

 

文は更紗に気付いていないのかそれとも気付いていないふりをしているのか……。

文が米津玄師に見えて仕方ない

✅長身

 

✅痩身

 

✅前髪が長い

 

✅切れ長の目

 

さらに

 

✅必要以上に語らない

 

✅何か闇を抱えていそう

 

と僕は完全に文のことは米津玄師を思い浮かべながら読んでいた。

 

最後までそのイメージは崩れることはなかった。

伯母さんの家がダーズリー家

更紗が預けられた伯母さん(更紗の母の姉)の家がまるでダーズリー家みたいだと僕の中で話題に。

 

伯母さん家族は伯母・伯父・中学生の息子孝弘・そして更紗。

 

この構図は「ハリーポッター」のダーズリー家にそっくりだ。

 

ペチュニア伯母さん(ハリーの母リリーの姉)・バーノン伯父さん・息子のダドリー・そしてハリー。

 

 

どちらも「良識ある」伯母さんが奔放な妹をやっかんでおり、息子がいとこをいじめるという点で共通している。

 

一つ言えるのは、ダドリーはいじめっ子だが憎めないところがあったけど、孝弘はクソ。マジでクソ。この本の中で一番のクソ。うんこ人間。

亮君は錦戸亮

更紗の彼氏・亮君のことは錦戸亮だと思って読むとイメージしやすい。

 

名前が一緒ということもあるけど、それ以外にも理由があってとにかく錦戸亮だと思って読もう。あんまり書くとネタバレになっちゃうからね。(勘が良い人はわかってしまうかも。)

 

「このSを、見よ!クピドの悪戯」という漫画に少し似てる

北崎拓著の「このSを、見よ!」という漫画に似てる部分があると感じたのは僕だけだろうか。

 

もちろんストーリーは全然違うんだけど、ずっと明かされなかった登場人物の心境が終盤で明かされるところとか、最後の方とか。これ以上書くとネタバレになっちゃうけど、「男女の在り方」という部分では共通する部分があると思う。

 

色の表現がすばらしい

明るい空色のカバン

美しい水色

真夏の草原みたいな緑色

エメラルドクーラー色

春に咲く菫色

錆びた金色の鳥かご

南の島の海色

真夏のバッタ色

白雪姫の毒林檎色

 

といった素敵な色の表現が序盤でたくさん出てくる。

 

更紗の両親は綺麗なものが好きだったから、更紗も同じように綺麗なものに心奪われていたのだろう。

 

しかしこれらは全て少女時代の語りに出てくる色で、大人になった更紗からはこういったキラキラした色の表現は出てこない。

 

 

これは更紗の心理を見事に表している。

 

全てが輝いていた両親と暮らしていた日々と、自分にウソをついて自分が何に幸せを感じるのかわからない大人になった更紗を対比しているのではないだろうか。

 

と最後だけきちんと批評をしてみた。

まとめ 毛嫌いせずに読んでみてよかった!

冒頭でも書いたけど、表紙とかカバーの煽り文句を見た時点ではあまり興味をそそられなかったんだよね。

 

完全に好みの問題なんだけど、めちゃめちゃ重苦しい純愛ものとか苦しい展開とかが苦手で、この本もそういう系かなぁって思ってたんだ。

 

でも、全然そんなことなくて、主人公更紗のことをどんどん好きになっていって、更紗は周囲に理解されないことに悩むんだけど、それでも希望があって。

 

最後まで読んだらもう一度最初から読みたくなるような、そんな素晴らしい作品。

 

皆さんもぜひ読んでみてほしい!

最後まで読んでくれてありがとう!

 

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