Wikipediaを観れば過去のドリームマッチで誰が優勝したとかどんなネタだったかってのはすぐにわかる。
しかし!当時の視聴者がどんな気持ちで、どう思ったかってのは書いてない!!
そこで!
今回はドリームマッチを見続けてきた僕が、過去のドリームマッチの優勝コンビ・番組背景・印象に残ったコンビを徹底的に語りたいと思う!!
※この記事を書くにあたり過去の動画を見返そうかと思ったけど、それだと印象が上書きされてしまうため、過去の動画はあえて観ていないので記憶が不明瞭な部分があるのであしからず。
- 2005年優勝コンビ さまぁ~ず三村&ココリコ田中
- 2006年優勝コンビ ダウンタウン浜田&ロンブー淳
- 2007年優勝コンビ 志村けん&さまぁ~ず三村
- 2008年優勝コンビ 出川&さまぁ~ず大竹
- 2009年優勝コンビ ダウンタウン松本&ウンナン内村
- 2010年優勝コンビ 千原ジュニア&ロッチ・コカド
- 2011年優勝コンビ フット後藤&サンド富澤
- 2012年優勝コンビ 渡辺直美&TKO木本
- 2013年優勝コンビ 小藪&渡辺直美
- 2014年優勝コンビ ナイツ塙&ノンスタ石田
- まとめ 多感期を過ぎた僕にもう一度ドリームを
2005年優勝コンビ さまぁ~ず三村&ココリコ田中
番組背景
記念すべき第一回大会。当時中学生だった僕はかなりのテレビっ子だったので、
「とんでもない番組が放送される!!」
と、かなり興奮していたことを覚えている。
この回の好評をきっかけに、リンカーンが始まった。
出演者は
さまぁ~ず
雨上がり決死隊
キャイ~ン
くりぃむしちゅー
ココリコ
ロンドンブーツ1号2号
ガレッジセール
出川哲朗
山口智充(ぐっさん)
この時ダウンタウンは41歳だったわけだけど、当時すでに超大物芸人だったというのがまずすごい。
今40歳そこそこの芸人って千鳥とかオードリーとかでしょ。
まだまだ中堅芸人って感じだけど、ダウンタウンはなんなら30代からガンガン仕切りまくってたもんね。
印象に残ったコンビ
大方の予想ではくりぃむ上田とぐっさんのコンビが優勝候補だった。
くりぃむしちゅーは当時どんどん番組のレギュラーが増え出して司会をやり始めていた頃だったと思う。
上田がまだうんちく王って呼ばれてた頃。
でぐっさんはワンナイやモノマネ番組で大人気だった。
とにかく器用でなんでもできる。
実際このコンビはめちゃくちゃおもしろかったんだけど、それを上回ったのが三村&田中コンビ。
優勝コンビについて
今でこそ三村&田中のコンビは豪華だけど、当時この豪華メンバーの中では特に注目もされてなかった。
単純にネタのおもしろさで優勝した。
いや、本当におもしろいんだよね。
ネタを田中が全部作ったってのを聞いて、それ以来田中ってすげぇんだなって思ってるもん。今でも。
原点にして頂点って感じの至極のネタ。
2006年優勝コンビ ダウンタウン浜田&ロンブー淳
番組背景
前回出演したくりぃむしちゅーとガレッジセールがいなくなり、ダウンタウンがプレーヤーとして参加した。
ダウンタウンがプレーヤー側に回ったため、司会を務めたのがおぎやはぎ。
「なんで司会がおぎやはぎなんだ?」
というツッコミに対して矢作が
「俺ら上の人にかなり気に入られてるんでしょうね」
と言っていた。(記憶があやふやだけど言葉のニュアンスはそんな感じ)
当時の僕は
「へぇー、おぎやはぎってすげぇんだ」
と思ったものだ。
優勝コンビについて
優勝した浜田&淳は、淳が浜ちゃんに役柄を利用して無理難題を押し付けるという設定。
「浜ちゃんにそんなことしていいの??」
ってテレビを観ながら本気で思った。
今でこそ浜ちゃんは本当は優しいというキャラが認知されているが、当時の浜ちゃんはマジで怖い人だと思っていたからだ。
ネタ中で浜ちゃんが「WOW WARTONIGHT~時には起こせよムーブメント~」を少し歌うシーンがあるのだが、そのシーンはかなり興奮した。
「うぉ!浜ちゃん歌ってるやん!!」って。
印象に残ったコンビ
松っちゃん&三村っていう豪華なコンビだったんだけど、笑いはいまいちでオチもいまいちだったため観客からブーイングされていて、おもしろい人をただ組み合わせただけじゃダメなんだなぁと、相性というものを始めて知った気がする。
4番バッターを並べても強いわけじゃないってことね。
あとひっそりと宮迫&亮っていう奇跡のコンビが観られるのもポイント。
2007年優勝コンビ 志村けん&さまぁ~ず三村
番組背景
この回からフィーリングカップルが導入され、優勝は「ベストカップル賞」と改められた。
浜ちゃんが司会に復帰し、審査員だった志村けんが参戦。
ガレッジセールが2年ぶりに復帰し、若手枠としてタカアンドトシが参加した。
確かこの回だったと思うけど、浜ちゃんが司会で松っちゃんがプレーヤーであるということに対して松っちゃんが
「これでギャラ7(浜田):3(松本)ですからね?」
と言っており、当時の僕は「そうなんやぁ、不公平やなぁ」と思っていた。(なんてピュアなんだ)
若手の中でタカトシだけが突出していたという印象がなかったので、当時は少し違和感があったけど、この出演以降タカトシのレギュラー番組が増えていったように思う。
優勝コンビについて
志村けんがスイカを何個も食べてたことを覚えている。
志村けんのコント番組に三村が出演している感じで、真新しさはないんだけど安定のおもしろさ。やっぱりいつの時代も志村けんはおもしろかったなぁ。
心よりご冥福をお祈りいたします。
印象に残ったコンビ
松っちゃんとトシのネタはその後のドリームマッチで過去の名作として放送されてたけど、これが優勝じゃないのが不思議なくらいおもしろい。
まぁ志村けんが参戦してくれた以上、優勝させないわけにはいかないでしょうからね。
別の年だったら間違いなく優勝でしょう。
ホトちゃんとタカのネタもなぜか印象に残ってるなぁ。
「中東やん!」
って今でも覚えてる。
というか、ドリームマッチ全体を通してホトちゃんがすごくイキイキしてた気がするw
2008年優勝コンビ 出川&さまぁ~ず大竹
番組背景
この回からぐっさんがいなくなる。
リンカーンからいなくなったのも同じ時期だっけ?
降板の理由は色々噂されていたけど、収録日が被ったというのが真実でいいんだよね?
ぐっさんメインの企画もあったから寂しかったなぁ。しかも完全に最初からいなかったような扱いだったのが怖かった。
優勝コンビについて
夜逃げをする出川と、夜逃げ屋の大竹という設定のコント。
当時は”夜逃げ”って言葉が自然と認識できたけど、最近”夜逃げ”って聞かないよね?
昔は色んなドラマとかコントにも、”夜逃げ”って言葉がよく出てきてたような気がする。
子供の頃から知ってたよ「YONIGE」。
バブル崩壊後に実際にあったのかなぁ?
ネタの内容はあんまり覚えてないんだけど、「内P」とかで何回も共演しているだけあって息ピッタリだったような。
ここまで振り返ってみるとさまぁ~ずは優勝しまくりですごい。
印象に残ったコンビ
ジュニアと天野のコンビは、確かフィーリングカップルで残り物のコンビだったと思う。
松っちゃんが「気持ち悪っ!」というくらい、この組み合わせって観ないよね。
終始息が合ってない空気がテレビ越しにガンガン伝わってきてて、ちょっとこっちまで気まずかった。
ネタ終わりにもジュニアが「せいじがええわ~」と言っており、イヤな意味で印象に残った。
松っちゃんとせいじはコブクロの「永遠にともに」を韓国のデュオが歌うというコントで、すごくおもしろかった。
「ともにチゲを ともにチャンジャを ともにクッパを」
って今でも覚えてるw
2009年優勝コンビ ダウンタウン松本&ウンナン内村
番組背景
この回からリンカーンレギュラー陣以外の古株メンバー(ココリコ・ロンブー・ガレッジ・出川)がいなくなり、ブラマヨ・バナナマンなどの若手が多数参加する。
「ドリーム」と言えるメンバーは実質この回が最後だろう。
優勝コンビについて
ウッチャン松っちゃんのコンビが成立した時点で優勝間違いなしと思ったけど、その重圧をはねのけ期待通りおもしろいコントを演じてくれたあたりさすがレジェンドだ。
ウッチャンは今でこそ紅白の司会をするほどの人気だけど、けっこう浮き沈みの時期があったと思う。
「笑う犬」シリーズや「内P」が終わってから「レッドシアター」が始まるまでテレビで全然観ない日がけっこうあった。
実は僕はもともとダウンタウンよりウッチャンナンチャン派で、「ウリナリ」とか「炎のチャレンジャー」とかめっちゃ観てた。
だからこの二人の共演はめちゃめちゃ嬉しかったし、ホント、めちゃめちゃ嬉しかった!(語彙力)
実はフィーリングカップルですぐにカップル成立したわけじゃないんだよね。
最初ウッチャンはウドちゃんとか共演経験がある仲の良い芸人と組もうとするんだよ。
でもフラれちゃって。
他の後輩芸人たちは絶対にウッチャンと松っちゃんに組んでほしかったんだろうね。
多分誰もウッチャンと松っちゃんのボタン押してないでしょ。
視聴者もそれを望んでたからね。
そして観念したかのようにお互いのボタンを押す二人。
くぅーーー!たまんねぇなぁ!!
翌年以降ベテラン芸人が出演せず、若手から中堅の出演となり番組自体が尻すぼみになることから、このコンビの成立がこのドリームマッチという番組の集大成だと思う。
印象に残ったコンビ
宮迫&ホリケンはかなりおもしろかった。
内容こそ覚えてないけど、ホリケンがめちゃくちゃやっているようで漫才の形だけはずっと壊さずにやっていて感心した。
この二人の共演も当時は珍しかったので印象に残っている。
2010年優勝コンビ 千原ジュニア&ロッチ・コカド
番組背景
この回からリンカーンレギュラー陣がいなくなり若手から中堅中心に。
バナナマン・おぎやはぎ・サンドウィッチマン・フットボールアワー・チュートリアルなど、今でこそ豪華なメンバーだが当時はどうしても前年までと比較して小粒感が拭えなかった。
優勝コンビについて
申し訳ないけど全く覚えていない。笑
優勝したことも、そう言われればそうだっけ?くらい。
印象に残ったコンビも特にないんだよねぇ…
もしかしてこの年観てないのかも?と思ったけど確かに観た記憶はある。
いや、決してこの回の出来が悪かったとかじゃなくて、当時の僕の状況とかが記憶に大きく影響してると思うから、全員おもしろくなかったとかそんなわけは無いと思う。
2011年優勝コンビ フット後藤&サンド富澤
番組背景
おお、この年のことはちゃんと覚えてるぞ。
この年から一か八か枠が設けられた。この年辺りから、キングオブコントの出場者がかなり増えてきている。(第1回優勝のバッファロー吾郎以降、優勝コンビはドリームマッチに出演している。)
優勝コンビについて
このコンビのこのネタ、完璧じゃない?
このネタはスマホに保存してて、1年に1回くらいは観るわ。笑
M-1のチャンピオン同士ってことで期待はされてたけど100点で答えてくれたよね。
お互いの良い所をこれでもかってくらい引き出せたネタ。
印象に残ったコンビ
野性爆弾川島&矢作
くっきーがまだ川島だった時代。この時はまだまだ世間に認知されてなくて、「ガチでやべー変な奴」みたいな感じだったと思う。
ネタの内容はほとんど覚えてないんだけど、良い意味でぶっ飛んでてかなり笑った記憶がある。
矢作が楽しそうにしてるのも良かった。
「今宵オレはお前を抱くぞ」みたいなセリフだけなぜか覚えてるw
設楽&キンコメ高橋
高橋が普段のツッコミと違って設楽にいいようにもて遊ばれてておもしろかった。
後藤&富澤カップルがいなかったら優勝だと思う!
うん、本当におもしろかったよ!
そんなおもしろかった高橋が、なぜ………。
2012年優勝コンビ 渡辺直美&TKO木本
この年もまた記憶が……
観たんだよ、確かに観たんだけど…
ダメだ、全然絵が浮かばない!
優勝コンビも全然思い出せないんだけど!
本当に優勝した??
秋山&小藪とかめっちゃ優勝しそうだけどしてないの??
なんか唯一思い出せるのはサバンナ八木と2700が変な恰好しているとこだけだわw
いや、ホントに僕の記憶が悪いだけでこの回がおもしろくなかったというわけではないと思うんよ!!
2013年優勝コンビ 小藪&渡辺直美
番組背景
この年から僕も社会人となり、リアルタイムでも観てないからますます記憶は曖昧に
。
優勝コンビのネタはあまり覚えてないけど渡辺直美2年連続優勝ってすごくね??
こりゃ2020年のドリームマッチも優勝候補だな。
印象に残ったコンビ
これ、皮肉なもんで優勝したコンビののネタは全然覚えてないんだけど一番ひどかったネタは覚えてる。
スギちゃん&たむけんはマジでひどかった。
ブーイングされてたよねw
ドリームマッチの終焉だよね、アレはw
2014年優勝コンビ ナイツ塙&ノンスタ石田
コンビの「ネタ作りしている方」だけの出演、正月ではなく夏の放送と、これまでと大きく変わった。
出演者はもうドリームでもなんでもなくなってしまっているので、これは一旦番組を終了させるのもやむなしといったところ。
優勝コンビのネタは覚えてないけど、唯一覚えてるのは村本&吉村のコンビ。けど内容はここに書くほどでもないかw
まとめ 多感期を過ぎた僕にもう一度ドリームを
いやぁ、見事に時代が進むごとに記憶がうすくなってるね!
最近の回ほど覚えてそうなもんだけど。
出演者が昔の方が豪華だったってのもあるけど、観てた時の自分の環境もかなり大きいよね。
「多感な頃に観てた番組ってよく覚えてるんだなぁ」って自分でもびっくり。
ネット探せば過去の動画とか出演者とかネタ内容とか色々どっかに落ちてると思うけど、「その時自分はこう感じた」っていうのはどこにも載ってないわけで、ドリームマッチが復活するということでせっかくだからまとめてみた。
やっぱり2009年まではすごくワクワクしながら観てたんだなぁって。
それ以降の回の内容がどうこうというわけじゃなくて、時代背景としてその頃からスマホとかYoutubeとかが一気に爆発的に普及し始めたわけで。
それ以前の情報とか記憶ってのは量がそれほど多くないから、強く記憶に残ってるんだなぁってのが今回の発見。
今回この記事を書くにあたって過去の動画を見返したわけではないので、所どころ間違っている部分や認識違いの部分があるかもしれないけどそれはそれでいいかなと。
「それは違う」とか「私はこう思ってた」とか意見があればぜひコメントしてほしい!
最後まで読んでくれてありがとう!