3月11日放送の水曜日のダウンタウンの感想で
「バンジーNG芸人でも飛ぶまで帰れなかったらいつかは飛ばざるを得ない説」
が検証されました。
結論から言うとバンジーNG芸人のcowcow多田が見事バンジージャンプを飛んだのですが、そのシーンはさながら映画「アルマゲドン」のようでとても感動してしまいました。
たかがバンジージャンプ、されどバンジージャンプ。
今まで20年以上の芸人人生でNGを出し続けていた多田がなぜバンジージャンプを飛ぶことができたのか??
僕なりの分析で紐解いていきたいと思います。
企画の内容
芸人=バンジージャンプのイメージが強いですが、芸人の中にはバンジージャンプがどうしても怖くてできないという人もいます。
それが今回の出演者
cowcow多田
Hi-Hi上田
とろサーモン久保田
インパルス堤下
さらば青春の光森田
の5名です。
企画を知らされずに集まった5人は本当の企画を知らされ愕然としますが、誰かが飛べば帰れるのならと企画に参加します。
自分が飛ばなくても誰かが飛べばOKと聞いて喜ぶ5人ですが、この時点で既にこの企画の恐ろしさが垣間見えますね。
5人とも自分は絶対に飛ばないと思っていて、誰かが飛ぶと思っているのです!
なんとも恐ろしい……。
これバンジーじゃなくてそのままデスゲームとかに置き換えたらこれだけで映画とか作れそうですよね。
5人はそれぞれ自分がどれだけバンジージャンプが苦手かをアピールしたりいくらお金をもらえれば飛べるかを話したりします。
1日目は上田と多田が挑戦してバンジー台に立つも飛ぶことはできず、営業時間が終了してしまったためその場で野宿をします。
2日目に多田が再チャレンジした結果、見事にバンジージャンプに成功しました!
なぜcowcow多田はバンジージャンプを飛べたのか?
さてここからが本題です。
なぜcowcow多田は今まで20年以上NGを出し続けてきたバンジージャンプを飛ぶことができたのか?
僕が考えた3つの理由を挙げていきます。
理由その①誰かが飛ばないと企画が成立しないから
以前の仕事では多田が飛ばなくても他の誰かが飛べば企画が成立していたので多田が無理に飛ぶ必要はなかったでしょう。
しかし今回の企画では誰か(=自分)が飛ばなければ番組が成立しないと感じ、ベテランがゆえの使命感が働いたのではないでしょうか。
理由としてはもっともらしいですが、それだけの理由なら1日目の最初のチャレンジで成功していてもおかしくないですよね。ほかの理由を考えてみましょう。
理由その②飛ぶまでに十分すぎる程に心の準備をする時間があったから
1日目で飛べなかった多田が一夜明けた2日目に成功することができたことから、心の準備をする時間があったから飛べたのではないかということが考えられます。
今まで何十年もNGを出し続けていたのに、数時間で心の整理ができないのは至極当然です。
ですが実は多田は2日目の挑戦前の時点で
「一晩考えたけどやっぱり無理やわ」
と述べていたのです!w
というわけで時間の余裕があったこととバンジー成功は無関係のようです。
理由その③飛ぶ前に下を全く見なかった
そう、これこそが今回僕が多田から学んだことであり、バンジー成功の1番の理由であると考えています。
2日目のチャレンジの時、多田は足下を一切見ないようにしたのです!
これだけだと「なーんだそんなことか。」と思うかもしれません。
”足下を見ると怖くなるから見ない方が良い”というのは聞いたことがありますし常識でしょう。
でも、やっぱり見ちゃうんですよ!
見たらダメだとわかっていてもどうしても見てしまう。皆さんもそんな経験ありませんか?僕はあります。
どうして見ない方が良いとわかっているのに見てしまうのでしょうか?
僕なりの考えですが、人間は無意識のうちに「やらない理由」を探してしまっているのだと思います。
バンジー台から足下を覗くことで
「こんな高さから飛べるわけがない!」
「こんなに怖いんだから断念するのは仕方がないことだ!」
と、 自分自身にもっともらしい「やらない理由」を用意しているのではないでしょうか。
これはなにもバンジージャンプに限った話ではありません。
例えばYoutubeを始めようとした時に「Youtube デメリット」と検索したり、「Youtubeは稼げません」といったタイトルの記事や動画を見たり聞いたりしてしまいませんか?(僕もその一人です。笑)
そして多くの人は成功談より失敗談を重要視して結局チャレンジをしないのではないでしょうか。
リスクを避ける決断をするのは当然なことです。
しかし、リスクを冒して挑戦した結果、その先に見える景色がある!
そんなことを今回多田に教えてもらった気がします。
事実、多田は飛び終わった後、とても満足そうに「生きてて良かったって思えるわ」と明らかに人生観が変わったような表情をしていました。
まとめ 挑戦したければ足下を見るな!やらない理由を探すな!
まさか水曜日のダウンタウンでこんな大事なことを学べるとは思っていませんでした。笑
僕自身高い所が苦手で5人の気持ちはよくわかったし、誰も飛べなくても仕方ないと思っていました。
1日目に多田が飛べなかった時のリアクションや表情を見ても、本当に怖いことが伝わってきましたし、あれだけ怖がっていた多田が2日目にとんだ時はめちゃくちゃ感動しました。
芸人としてのプライド・使命感など多田が飛んだ理由は色々考えられますが、あの時多田がバンジー台で足下を一度でも見てしまっていたら飛ぶことは不可能だったでしょう。
やらない理由を探すのは簡単だけど、やると決めたら先案じをせずに行動あるのみ。
そんなことを今回多田から教えてもらいました。
ありがとう多田。
ありがとう水曜日のダウンタウン。
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からの
”アキラ100%催眠術をかけられ朦朧とした意識のなかでも股間のおぼんだけは死守する説”
が下らなさすぎてw
なんて落差の激しい番組なんだw
最後まで読んで頂きありがとうございました!(^^)/
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